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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022641670
感想・レビュー・書評
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この半島の近隣に暮らしていてもこんな歴史的な由緒あるところとは知らなかった。もちろん鎌倉はわかっていたのだけども。司馬遼太郎さんはやはりすごい。この本をお書きになった場所の高台にあった「磯子プリンスホテル」はもうない。マンション群になってしまった。
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段葛の話し、日本海軍の話しが面白かった。一般の歴史書にはない、裏話もあり面白い。
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主な舞台は鎌倉と横須賀。鎌倉はもちろん源頼朝。伊豆の流人が三浦半島と房総半島の開墾農場主(武士の原型)に推されて幕府を建てた。横須賀はペリー来航から敗戦までの海軍基地。「一掬の水」にほんのり。太平洋戦争を戦い抜いた日本人の哀れさ。