街道をゆく 42 (朝日文芸文庫 し 1-46)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022641670

感想・レビュー・書評

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  • この半島の近隣に暮らしていてもこんな歴史的な由緒あるところとは知らなかった。もちろん鎌倉はわかっていたのだけども。司馬遼太郎さんはやはりすごい。この本をお書きになった場所の高台にあった「磯子プリンスホテル」はもうない。マンション群になってしまった。

  • 段葛の話し、日本海軍の話しが面白かった。一般の歴史書にはない、裏話もあり面白い。

  • 主な舞台は鎌倉と横須賀。鎌倉はもちろん源頼朝。伊豆の流人が三浦半島と房総半島の開墾農場主(武士の原型)に推されて幕府を建てた。横須賀はペリー来航から敗戦までの海軍基地。「一掬の水」にほんのり。太平洋戦争を戦い抜いた日本人の哀れさ。

著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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