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- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022642578
感想・レビュー・書評
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坂木司「和菓子のアン」「アンと青春」つながりで。参考文献に挙げられていたので。この本で挙げられていることを豊かな物語世界にまとめあげたのだな、と感じ取れて楽しかった。和菓子の名前に込められた遊び、季節ごとに象徴されるものなども紹介され。
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20140102読了
花びら餅:その由来となる菱葩。陰陽道に基づけば、丸い白餅は天、紅の菱餅は地、よって合わせて天地、すなわち宇宙の象徴。また、菱葩全体で生命をはらむ母体、すなわち女性そのものを象徴するという考え方もある。●外郎の章が楽しい。歌舞伎の「外郎売り」!発声練習で習った。山口銘菓・豆子郎の外郎、つるんとしておいしかったな。家でも作れないかな。●高麗餅、朝鮮飴、懐かしい。南蛮菓子の章も楽しい。ケイジャーダ(チーズケーキのようなもの)が「けさちひな」、パステル(ミートパイのようなもの)が「はすていら」。 -
定番和菓子の由来から今では作られていない幻の和菓子まで、様々な和菓子の薀蓄が詰まっていた。
和菓子そのものだけでなく、当時の風俗(主に江戸時代)も紹介されていたりして食以外の角度からも読める本。
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