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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022646712
作品紹介・あらすじ
父・太宰治と、その出世作『斜陽』の下敷きとなった日記を綴った"愛人"の母・太田静子。時を経てやっと向かい合えるようになった二人の愛の真実と、尊敬できる作家として、人間としての太宰に、娘にしか触れられない貴重な資料をもとに迫るノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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太宰治の娘である著者が、「斜陽」のモデルである母、そして、著作と母からの言葉を通じて知る父・太宰治を、時に厳しく、時にあたたかく、描き切る名著。恩讐を越えたところに、ほの明るく光る世界が待っている、そちらに向かって歩み出した、という感じを受け、読んでいる間中、ただただ心動かされました。
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