決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
- 朝日新聞出版 (2007年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022731449
作品紹介・あらすじ
簿記を勉強しなくても会計の仕組みがわかる!ポイントは財務3表の五つの「つながり」。損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)を、具体的な会社の事業活動を通して同時に作り、「つながり」を徹底解説。新会計基準やM&Aの仕組みも、すいすい理解が進む。まったく新しい会計学習法の誕生。
感想・レビュー・書評
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簿記の知識がなくても、B/SやP/Lの仕組みと繋がりがとてもわかりやすく説明されている。こういった会計系の知識はどうしても数字をたくさん扱うので苦手意識を持つ人もいると思うが、原理原則を理解できるような内容になっている。
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読み物として面白いとおもいます。まずは、興味をもつことかと。
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簿記3級程度の知識があれば更に理解は深まるはず。
私は2級所持ですがそれでも更に知識が深まる(固まる)本でした。
「財務3表の流れ」をつかむ為の本という意味ではおすすめします。 -
簿記や会計•財務の専門書に手をつける前に一読
しておくべき本であると思う。
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3表のつながりをストーリー仕立てで利益、キャッシュの動きを分かりやすく解説している。
項目名まで細かく覚えるというよりは3表上での利益、キャッシュの立ち振る舞いをざっくり理解するために読むのに適している入門書。 -
2017年1月5日読了。PL(損益計算書)、BS(貸借対照表)、CS(キャッシュフロー計算書)の財務3表の関連性をつかみ一体として理解することで会計の理解が高まる、とする著者の理論に基づく解説書。財務3表に限らず、この世のあらゆるシステム・書類は、できるだけ正確に・網羅的に理解できるようにするため作成するもので、「なんでこんなに分かりにくいんだ、嫌がらせか、ムッキー!」と切れる前にその文書の目的をつかむのが先、ということか…。以前簿記の勉強をした時は減価償却などの考えが感覚的に理解できず挫折してしまったが、まず全体の考え方を理解してから、後わかりにくいところだけ「そーいう決まりになっている」と覚えれば早いものだ…。本書は実践的な表作成の例もあり、非常にわかりやすかった。まずこの原則を頭に入れてから、個別の例外などを覚えていけばいいのだな。
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つながりが大切だという事が理解できた。
分析の部分は、事例を何度もやってみないといけないと感じた。
シーサイドとシャルマンを比較するなどをやってみたい。 -
財務諸表を体系的にお金の動きを感覚として理解をするにはとても良い本だと思います。
会計マンには物足りないかもしれないが、ビジネスマンにはとても良いでしょう!
調達 投資 回収
過去 現在 将来
これらの軸を財務諸表から見いだせるようになりたい、と思っている人(ビギナー)にはおすすめです。 -
簿記がわからない人でも決算書を理解することができることで有名な本です。
この仕事をずっとやっていると最初のころの疑問点や不明点を忘れてしまっていたので、この本を読むことで決算書のどこが理解しにくいか思い出されるので、お客様にわかりやすく説明できるようになると思いました。 -
実務で決算書や試算表を見るときに感じていた、フワフワ感がなくなり地に足がついたかな…と思います。三表のつながりが実務の動きにしたがって説明されていて、なるほどなぁ〜と実感できた。細部を語るのでなく、大きな幹を教えてくれてるとこが、有難かったです。
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社会人たるものせめて財務諸表くらいは読めるようになりたいなぁと思っていたところに、この本に出会いました。
結果的にはBS、PL、CSといった三表の絡みが非常に分かりやすく理解することができて非常に有意義でした。
簿記の知識とまでとはいかないものの初心者としては、この程度の知識で十分という気がするので、この本に出会えて良かったと思います。