村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか? ビッグバンからヒッグス粒子へ (朝日新書)
- 朝日新聞出版 (2013年4月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735003
作品紹介・あらすじ
C0044【自然科学/天文】話題のヒッグス粒子や暗黒物質、暗黒のエネルギーなどについて、大人気の物理学者・村山さんが語り尽くした宇宙理論の最前線。朝日新聞の高橋編集委員が読者代表として「なぜ?どうして?」とつっこみ、壮大なる謎に迫る根源的宇宙問答。
感想・レビュー・書評
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村山先生が素晴らしいのはわかっていましたが、この本は、聴き手の高橋さんも素晴らしいです。
高橋さんは、質問の内容・レベルが的確なだけでなく、ときおり語る、学問的な知識の背景も、読者を的確に想定したものなっていると思います。
それに加えて、村山先生の回答・語りが絶妙なので、扱っている内容はかなり高度であるにも関わらず、非常にテンポがよく、どんどん読み進めることができます。
高橋さんは、朝日新聞の科学担当の記者として、長年活躍されてきたようですが、その経験が活かされているのはもちろん、高橋さんの矜持を感じる本でした。
ヒッグス粒子、宇宙史を知る上での入門書としては、かなり優れていると思います。
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2022.5.1
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685265 -
対談形式で進むため、わかりやすいかと思いきや、そうはいかず、やはり難しかった。インタビューする側の人も東大の理科系出身だった。
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対談形式で読みやすい。
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結構難しい
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4.0 子供の頃に知った内容とずいぶん変わってて驚きました。科学は日々進歩していることを実感。
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世界はまだたったの5%しかわかっていないんだな、と思うと、なんだかわくわくしてくる。
ここがどこかも知らず、自分が何者かも知らず、そしてどこへ行くのかも知らない。
知らない尽くしなのに、人は立派に生きていけるんだなぁと思ってしまった一冊。