- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022736567
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学評論随筆その他】実質収入は減り、物価や税負担は上がる一方。誰にもひとごとではない老後の貧困。収入がそこそこある人ほど出費も強いられ、リッチにみえて火の車ということも。老後どころか病気や子どもの教育への備えもあぶない「隠れ貧困」の実態と、実践的アドバイス。
感想・レビュー・書評
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経済ジャーナリスト萩原氏の家計の立て直しのための一冊。年収800万円でも貧困になり得る現実、「隠れ貧困」という言葉はインパクトがある。お金の怖さを知る必要がある。「住宅ローン」「教育費」「老後資金」の3大出費をうまくクリアすること。特に住宅ローン早期返済、利子減は大事。50歳での貯蓄・負債のプラスマイナスゼロなら勝ち組目指して頑張るしかない。もう少し早く読みたかった。
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年収800万円あっても貧困になり得る現実を、事例を紹介しながら解説している。逆に言えば、800万円から1200万円程度の層は高所得の域どころか、慎ましく暮らしていかねば誰でも破綻する可能性があるのだ。事例に共通しているのは、マイホームをボーナス払いを含めた35年ローンで購入して破綻していくこと。これから人口が減り、空き家が増えていけば、賃貸物件の家賃は下がっていくので、借り手がどんどん得になっていく時代になるのに、なぜか買う。子供の自立など家族構成や生活スタイルの変化に合わせて、賃貸を借り換えていくのが賢明と思う。
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お金
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●会社員は、法律等で自営業者とは比べ物にならないほど、守られていることを再認識した。
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財テク評論家の荻原博子が語る、中流以上でも一気に破綻する可能性がある家計について書いた一冊。
中流以上でも環境次第では決して油断できないことを痛切に感じた。 -
何故かお金が貯まらない人は隠れ貧困のリスクあり、って言われちゃうと、かなりドキッとする。ただまあ内容は結局、方々でFPとかが『紙上お悩み相談室』みたいに答えているやり取りと、そう大差なし。ところどころ、強引な解釈で自分の領域に持ち込んでるような回答もあって、そういうのは『うん?』って感じ。まあ、自分でFPの勉強した方が早いですね。
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実践例が多く、分かりやすい。
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レビュー省略
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バブル時代に独身を謳歌したアラフィフ世代、ワンランク上信仰を持ち、あれば遣ってしまい貯金できない。3つのハードル、住宅ローン・教育費・老後費用を対策し、50歳で借金がない状態にせよ。
労働環境や待遇が悪くて収入が少なく厳しい人たちと、バブリーな遣い方が身に付いてしまっている人たち、同列には扱えないように思います。