核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む (朝日新書)
- 朝日新聞出版 (2017年12月13日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022737458
感想・レビュー・書評
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2017年12月の少し古い本。
米国は自国に届かないと北朝鮮の核をそのまま放置するリスクあり、日本の米国一辺倒の危うさを説くとともに
万一北朝鮮から核が取り除かれない場合、核シェアリングも
考慮する選択肢の一つとして検討すべきとの発言はもっともである。
少なくとも、非核三原則は、米国の潜水艦・艦艇が日本に寄港する際に、核を取り外していることなぞ考えられないのだから、「持たず、作らず、持ち込ませず」のうち持ち込ませについては空文化していると考えるべきだと俺も思う。
更に一歩踏み込み、"持たず"を核シェアリングでレンタルで持てる様にし、非核1.5原則を議論してもよい。
桜の会なぞ、これに比べると些末な問題だと思うのは俺だけだろうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トランプの忠実なお供と見られていることで、安全保障問題が起きた時逃げ道がなくなるという危機がある。外交戦略や交渉は、したたかに、賢くやるべし。
よく知ってるなぁと思いますが、一般人にそこまで知識を持って対応せよと言われても。しっかりした専門家にお任せしたいし、できるようになってほしい。