群青神殿 (朝日ノベルズ)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022739537

感想・レビュー・書評

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  • 専門用語が多く使われている割には、それらを解釈しやすいようざっくばらんな表現に直してあったのが好印象。

    物語としてはまぁ、壮大な喧嘩でしたね・・・的な。

    海洋冒険モノとしてはよく見られがちな展開であった。

  • 面白かったし、思った通りに好きな系統の話でした。
    これ、もとはソノラマ文庫なんですよね?
    ちょっと色っぽすぎるかな~、と思いました。主人公達の関係が(笑)

  • 再刊もの。朝日はソノラマの再刊に力をいれていうようで。
    作者いないわけじゃなかろうが。。。少し色が違うか>最近の作家とソノラマ

    8年前なので決して古臭いわけでもなく、今でも充分通用するアイデアだし、面白く読ませていただきました。
    そこはかとなく今の作者に通日ものも感じてみたりとか。

    あとは天冥の標の続刊を(苦笑)

  • 人気SF作家による海洋SF的な作品の新装版。
    海洋SFって言えば自ずと想像するのはやはり
    未知なる生物との邂逅、そしてトラブル、それを
    乗り越える人類って構図だよね、うん。
    殆ど記憶が薄れてしまっていますが昔に読んだ
    梅原克文さんの傑作「ソリトンの悪魔」を思い出します。

    やはり今作もその期待を外さない内容でニュークと
    名付けられる未知なる巨大な海洋生物が現れ、タンカーなどの
    巨大船を襲撃していく...というストーリーですが、そのニュークに
    対峙する面子は民間の資源探索を行うスタッフ達。
    ハードな軍用用語や名称、呼称が飛び交う、割と本格的なゴツさと
    その登場人物達はライトノベルのような軽妙なキャラ設定が
    アンバランスですが、そこが今作を重すぎるSFや、パニック小説に
    しなかった上手さなんでしょうね。

    パターンっちゃパターンですがやはり好みの設定だけに
    自分の中の評価は甘くなります。山岳小説、海洋小説大好き!

  • 最近小川一水充で嬉しい。この調子で天冥の標の続刊を…。
    2002年にでたソノラマ文庫の新書化版。小川一水のラノベ久しぶりに読んだ。海洋物。最近のものと比べるとだいぶ差があるけど、軽く読める感じでたのしかた。

著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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