- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022951205
感想・レビュー・書評
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読みやすい。理解しやすい。生きる力を若い人はつけて欲しい。
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■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001190606
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リモートワークについての考察は良いかと思うが、格差という言葉に全てつなげるのは??とも。。
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漠然と、気付いていたことが明文化されており、答え合わせが出来た感。
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6月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003562933 -
p61 子どものかけられるお金 1994年と2018年では後者が3-5万減っている
p67 1975年の国公立授業料 3.6万 1986年 25万
2020年 文系 53万 理系 80万
p78 小4くらいの時点で毎月5万の受講料がかかる中学受験専門塾に通えるかどうかで、その後の人生ルートがある程度きまってしまう。 親の所得が子ども世代に影響し、格差が再生産されている状況
p85 学校で学んだことを一切忘れてしまったときに、なお残っているもの、それこそ教育だ アインシュタイン
p123 生まれ故郷の土地に、ライフステージに応じた場がない 生活の糧を得るための仕事の場、自分のこどもを通わせたい教育の場、地域のコミュニティを感じられる場、日用品を不便なく購入できる場、いざというときかかれる医療の場
p125 代替が難しいのが教育と医療
p137 大きな2つの変化 移動の自由、通信手段の自由
p140 一生この土地にいるつもりはないという人々が多数派になったとき、地域コミュニティの維持は難しくなる
地域のトラブルは近所付き合いの中で解決してきたものが、いまや一足飛びに区役所や町役場にクレームが押し寄せる
p143 住宅すごろくゲームが成り立たなくなった地域コミュニティでは、従来型の地元意識と新しい移住者のコミュニティ意識の希薄さの間に大きな溝が発生している
p149 教育と年収、地価は密接に結びついている
p150 ボランティアや地域活動というのは、助ける余裕がある人と助けを必要とする人の両者がいて成り立つ
p151 イギリスのかつてのコミュニティ開発の失敗
ロンドン郊外 コミュニティ活性化地域 貧困から抜け出し、就職して経済的余裕ができた人、つまり自ら助ける余裕がある人になれた瞬間、その人々はその地域から次々と脱出していった
p152 自己責任論がつくる階級社会 貧富の格差が長期化、固定化、鮮烈化している
p156 マイホームあってのパラサイトシングル
p159 2000年頃に成人し、非正規雇用で人生をスタートし、そのまま不安定な生活を続けていた世代が、2021年現在、子を持つ親の年齢になっている
p163 本書では、その格差が長期化、固定化され、かつ世代を超えて受け継がれ、階級社会化することを問題視したいのです
家族消費から個人消費へ