奇譚ルーム

  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 623
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023316591

感想・レビュー・書評

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  • 子どもが是非読んでというので読んだけど
    ありきたりでした。

  • ネット上の仮想空間「ルーム」で、奇譚好きのメンバーが集まる。1人ずつ奇譚を披露し、面白くなければ殺される……!?
    状況そのものも面白いし、披露される奇譚ひとつひとつも謎を含んでいて面白かった。

  • なんとなく違和感を覚えたが、スルーしてしまい、犯人がわからなかった。衝撃的な展開で、面白かった。

  • 横書きの読みにくさに慣れてしまえば、普通にミステリとして面白かったです。
    はやみねかおるさんらしいな、という印象です。
    ただ、精神疾患についてネタとして触れてあるので、あまり子どもにすすめる気にはなれないとも思いました。

  • はやみねかおる、初横書き本。
    チャットルームで10人のゲストが奇譚を語るために集まった。
    奇譚を語る場が、殺人者に支配される。
    奇譚を話すごとにゲストが消えていく。
    最後まで読んで、なるほどとなります。イラスト多めなので子供向きと思うかもしれませんが、大人も楽しめるミステリです。

  • 2018.6.14読了。絵がかわいかったです。

  • 児童書の形をしていても本格謎解きミステリ小説として切れ味鋭く読者に迫る、はやみねかおるさんの渾身の一冊。面白かったです。

  • SNS「ルーム」で奇譚を巡って行われるサバイバルゲームにも似たミステリ。順番に一人ずつ「奇譚」を語り、その内容が面白くなければ「マーダラー」に殺されてしまう。電脳空間での「そして誰もいなくなった」状態ではらはらどきどき。それぞれの奇譚もややホラーっぽく、しかしミステリとしてきちんと解かれるものがあったりもして、読み応えたっぷりです。
    SNSを模した独特のレイアウトも雰囲気があるし、イラストも可愛いし。でも序盤は読んでいると思いのほか怖いかも。そしてすべての真相……ああ、それは思いつかなかった。

  • 最後が思ってたのと違った!
    帯に「犯人はわからないと思います」って書いてあったけど、所詮子ども向け小説…と舐めて読んでたら外れたw
    小・中学生の子が読んだらどんハマりするんじゃないでしょうか。そういう子ども心をくすぐる犯人オチです。

    スマホのメッセージのようにレイアウトされた本文も子どもウケよさそう。普段本を読まないって子も読みやすいんじゃないかな。

    あと絵がいいよね…しきみさん、アマチュアの頃はどれも同じような絵でどこがいいんだ?って思ってたけど、プロになってどんどん上手くなって…スゴイね…
    やっぱこういう人が残るんだなー。

  • 横書き!
    ラインの吹き出しみたいな枠の中にセリフが書かれていて物語が進んでいく。
    面白くてさらっと読めた。

    最初に奇譚の意味が書いてあるように、奇譚の意味が分からない年齢層向けかな。
    奇譚部分は短編集のよう。

    しきみさんのイラストもいい。

    そして誰もいなくなったと勝手に改蔵を彷彿とさせる。
    目次にはキャラの名前は書いていないので、目次からのネタバレがなくてよかった。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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