カイロ団長/洞熊学校を卒業した三人 (宮沢賢治童話集 ますむら版)

  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784030148109

感想・レビュー・書評

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  • 「残虐性でいっぱいなのに、実にひょうひょうとしたおだやかさにつつまれた賢治の作品から「カイロ団長」「洞熊学校を卒業した三人」を選び、著者のユーモアと諷刺を絡めてつくりあげた、ますむら版宮沢賢治童話集。」

  • 宮沢賢治の作品を読むたびにいつものように違和感を覚える。
    否定ではなく、これは童話なのかと。
    自分の概念にある童話とは話の中に何か大きな意味が隠されている気がしてならないが、賢治の作品には見当たらないのである。
    自分自身の凡庸さのせいかもしれないが、もっと多くの賢治の作品を読み込まないと中々辿り着けないのではないだろうか、今回は、『ますむらひろし』作画の漫画で読ませていただいたが、小説としてよみかえせば、なにか一つでも理解が進むような気もする。
    とにかく賢治の作品は一読では到底理解不能な敗北感を味わってしまう。

  • \ハッハハ/

  • 正直ちょいとトラウマになった。
    でもやっぱりこれくらいじゃないと、と思うな。

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著者プロフィール

1952年、山形県生まれ。1973年に「霧にむせぶ夜」が第5回手塚賞に準入選しデビュー。ヨネザアド大陸のアタゴオルという架空の土地を舞台にした代表作「アタゴオルシリーズ」をはじめ、ファンタジックで童話的な作風が特徴。1997年、第26回日本漫画家協会賞大賞受賞。一連の宮沢賢治作品の漫画化の業績が認められ、2001年には宮沢賢治学会より第11回イーハトーブ賞を贈られている。現在、「しんぶん赤旗」日曜版に『銀河鉄道の夜 四次稿編』を連載し、全4巻の予定で刊行中。

「2023年 『グスコーブドリの伝記――ますむらひろし賢治シリーズ③』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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