月夜のみみずく

  • 偕成社
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本棚登録 : 597
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033283005

感想・レビュー・書評

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  • 1998年カルデコット賞

  • 父と娘がミミズクと出会うため月夜に出かけるおはなし。
    やっと読めました。訳者の工藤直子さんの言葉にあるように、繰り返し読み、森の中に居る余韻を感じていたくなる素敵な作品でした。ふたりが家を出る場面から、絵の雰囲気好みでしたし、女の子の心境にワクワクしました。ミミズクの迫力も良いです。おすすめ。

  • 2019.11 4-3

  • 30年度 5-2 紹介のみ(読書旬間)

  • 冬の夜、おとうさんと森へみみずくを見に行った少女。
    たった一晩の出来事が、一生を支える思い出になる。
    みみずくは「すべての命」、「おおいなるもの」、そして「永遠」の象徴か。

  • 女の子が冬の夜更けにお父さんと2人で森へみみずくを探しに行く、会えないときもある、声は出さずに静かに

    女の子の語り口調なので、思わず一緒に息をひそめたくなる。
    冬の夜の寒さも伝わってきそう。

  • 雪の白さがまぶしい。
    闇夜にうかぶみみずくの姿が迫力。そしてきれい。

  • 中学年BT「冬」に使用予定。
    高学年にもよさそう。生みみずく見てみたいなあ。

  • 図書館

  • 小学生の頃、何かでこの本を読んだことがある。家にあったのかもしれないし、教科書に載っていたのかもしれない。ハッキリとは覚えていないのだけれど、とにかく、すごく寒くて空気の澄んだ夜の雰囲気と、ミミズクに会いに行くというワクワクする気持ち、この2点がすごく印象的に自分のなかに記憶として残っていた。

    改めて、読んでみて。
    ああ、そうそう、この冬の感じ。
    真っ白で、きらきらしてて、静かで、森の影は濃くて、雪がしゃりしゃりいって…瞬間的に、昔読んだ時の感覚を思い出した。知らない異国の地を想像しながら、絵とともにミミズクを探したかつての感覚を思い出した。

    そして、なんといっても、ミミズクに会えた時のあの圧倒されるページ!息を呑む。思わずミミズクを見つめる。絵、なのに、絵、だからか、ものすごい迫力で、本物に見つめられたかのようにドキドキする。

    「みみずくに あうときは おしゃべりは いらないの さむさも へっちゃらなの あいたいな あえるかなって わくわくするのが すてきなの」

    本当にその通り!

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著者プロフィール

アメリカの作家。コルデコット賞を受賞した『月夜のみみずく』(偕成社)をはじめとする380冊以上の作品を出版。日本でも、ほかに、『きょうりゅうたちのおやすみなさい』などの「きょうりゅうたち」シリーズ(小峰書店)や、『みずうみにきえた村』(ほるぷ出版)など、多数が紹介されている。

「2022年 『あらしと わたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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