- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033283005
感想・レビュー・書評
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1998年カルデコット賞
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2019.11 4-3
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30年度 5-2 紹介のみ(読書旬間)
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冬の夜、おとうさんと森へみみずくを見に行った少女。
たった一晩の出来事が、一生を支える思い出になる。
みみずくは「すべての命」、「おおいなるもの」、そして「永遠」の象徴か。 -
女の子が冬の夜更けにお父さんと2人で森へみみずくを探しに行く、会えないときもある、声は出さずに静かに
女の子の語り口調なので、思わず一緒に息をひそめたくなる。
冬の夜の寒さも伝わってきそう。 -
雪の白さがまぶしい。
闇夜にうかぶみみずくの姿が迫力。そしてきれい。 -
中学年BT「冬」に使用予定。
高学年にもよさそう。生みみずく見てみたいなあ。 -
図書館
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小学生の頃、何かでこの本を読んだことがある。家にあったのかもしれないし、教科書に載っていたのかもしれない。ハッキリとは覚えていないのだけれど、とにかく、すごく寒くて空気の澄んだ夜の雰囲気と、ミミズクに会いに行くというワクワクする気持ち、この2点がすごく印象的に自分のなかに記憶として残っていた。
改めて、読んでみて。
ああ、そうそう、この冬の感じ。
真っ白で、きらきらしてて、静かで、森の影は濃くて、雪がしゃりしゃりいって…瞬間的に、昔読んだ時の感覚を思い出した。知らない異国の地を想像しながら、絵とともにミミズクを探したかつての感覚を思い出した。
そして、なんといっても、ミミズクに会えた時のあの圧倒されるページ!息を呑む。思わずミミズクを見つめる。絵、なのに、絵、だからか、ものすごい迫力で、本物に見つめられたかのようにドキドキする。
「みみずくに あうときは おしゃべりは いらないの さむさも へっちゃらなの あいたいな あえるかなって わくわくするのが すてきなの」
本当にその通り!