- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784034210109
作品紹介・あらすじ
サンタクロースって、いるんでしょうか?そんなしつもんに、ぴたりとこたえた人がいます。いまから90年ほどまえのアメリカのニューヨーク・サンというしんぶんにでた社説です。この本は、その社説を訳くしたものです。さあ、サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?
感想・レビュー・書評
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大切な一冊。
「サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか」? という女の子の新聞の投書欄への質問に、答えたもの。1897年のアメリカのニューヨーク・サン紙。
語りかけ口調が優しい。、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大切なものは目には見えない、ということを改めて確認できた。
サンタクロースのおかげで僕たちが暖かくて幸せなクリスマスを過ごせていると思うと、本当に世界中のサンタクロースには頭が上がらない。
1週間後はクリスマス。
これからが繁忙期だと思うが、世界中の子どもたちのため、サンタクロースには是非とも頑張ってもらいたい。 -
アメリカの新聞に載ったという逸話が絵本になったもの。
話の内容は知っていましたが、新聞社の記者の優しさに触れられる質問に対する回答。 -
ほとんどのことは知らない。目に見えてる物が全てじゃない、見えないものもあるし、知らないことがたっくさんあること、にんげんは色々知ってるような気がしてたけど、この本をよんで、世の中や世界には知らないことの方が多いんだなあ、
見えないものもあるんだなあと、無知な自分を少し安心させてくれた笑 あと、まだまだ知らないことがあるから知りに行けるというワクワクも感じた -
学生の頃 紹介された一冊。 大人になっても読み返したくなる本。
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この本は去年、本屋さんで見つけました。
娘が去年「サンタさんて本当におるん?おるよね?」と、
初めてサンタクロースの存在を疑いました。
友達が『サンタさんは本当はお父さんとお母さんなんで~』と言ってたよッ、と。
そして私が…
サンタさんは「本当はいないかも?」って思ったらもう来なくなるんだよ。
お母さんは大人になって「サンタさんなんていないんだ」と思ったから、
もうサンタさんは来なくなってしまったわぁ。
と言うと、
「やっぱりサンタさんはいるんだ!」目をキラキラさせて言いました。
この本を読んで納得しました。
サンタクロースは本当にいるんですね。
「この世の中に、愛や人への思いやりやまごころがあるのと同じように
サンタクロースも確かにいるのです」
「この世界で一番確かなこと、それは子供の目にも大人の目にも見えません。
目に見えない世界を覆い隠しているまくは、どんな力の強い人にも引き裂くことはできません。
ただ、信頼と創造力と詩と愛とロマンスだけが、
まくの向こうの例えようもなく美しく輝かしいものをみせてくれるのです。」
とあります。
サンタクロースに会った人はいないけど、
思いやりやまごころと同じように、心の中に永遠にいるんですよね。
私は妊娠・出産・子育てを通して『目には見えない確かなもの』を知りました。
夫と出会い、妊娠し、娘を出産しました。
そして今娘は10歳になりました。
夫と結婚したことも、娘に会えたことも、
『目には見えない確かなもの』で結ばれていると、強く感じます。 -
8歳の少女からニューヨーク・サン新聞社宛てに送られてきた1通の手紙。そこには素朴な質問が書かれていました。
「そうです。サンタクロースはいるのです。」
この新聞記者のように真摯で、説得力のある大人でありたいと思います。きっと大人になって読んだ方が、その答えの意図を強く感じるはず。
100年以上前のアメリカであった、今もなお愛される実話。クリスマス前に読みたくなります。 -
サンタクロースっているんでしょうか?
この質問をされる日を夢見ています。
その時はそっとクリスマスの夜に枕元にこの本を置いておこうと決めています。 -
実際にNYで起こったお話。サンタクロースって、いるんでしょうか?おともだちは、いないっていいます。小さな女の子の問いに、新聞社が社説で答えたすべてが掲載されています。
小さいころ、図書館で見つけて、こっそり読みました。いまもう一度読んで、自分だったらどう言うか、言いたいことは同じでも、数限りない言い方があって、大切な女の子のためにどんな言葉でお話するかあれこれ考えて迷うのも楽しい。こどもの心を思い出しながら読みました。 -
サンタに限らず、宇宙人もそうだけど笑 存在しないことを証明することの方が難しいし、自分が見て感じていることだけが全てじゃないというのは普遍的なメッセージだなと思う。