やまねこの島 (黒ねこサンゴロウ 3)

著者 :
  • 偕成社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784035282303

感想・レビュー・書評

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  • サンゴロウ、カッコよさ増量。少しの謎も増加。
    ナギヒコ先生、よく頑張りました!

  • 小学校以来。今回はナギヒコ視点。サンゴロウ視点じゃないからこそ明らかにされるサンゴロウの事情。ナギヒコがちょっと不憫。そしてサンゴロウとナギヒコはやっぱり対称的。ナギヒコは良くも悪くも普通のひとという感じ。この時点で「旅のはじまり」から最低5年は経ってるのか。

  • 『黒ねこサンゴロウ』シリーズ第3巻。

    今作はお医者さんのナギヒコ視点です。
    《うみねこ族》と《やまねこ族》との確執を描いた物語。

    ナギヒコ先生のロマンスに注目です。

  •  あまり他人(他猫?)と係り合いを持ちたくない主人公サンゴロウですが、ふとしたことから何やら秘密めいた島に行きつきます。それは自らのルーツとも関係のありそうな島でした。
     子供に与えていましたが、次第に親の方ものめり込んで来ました。児童書って、シンプルだけど、逆に必要なものだけが凝縮されているかもしれません。
     自分も、気に入った船に乗って海に出たい!そう思ってしまいます。

  • サンゴロウシリーズ第三弾。サンゴロウとはゆっくりしたような、やさしいようなナギヒコ先生視点の文章がとてもいい。

  • ここで私(ナギヒコ)が登場します。「ポケットから手をだそう」という言葉があります。新しいところに踏み出してみよう,ということです。フツーに言われても「そうかもしれないけどさ」と思うところですが,サンゴロウに言われるとそれができるような気がしてきます。

著者プロフィール

1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』『しゃっくりくーちゃん』『ねえだっこして』『にげろ! どろねこちゃん』『なんでもモッテルさん』などがある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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