- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035402701
感想・レビュー・書評
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かつてバルサに救われた新ヨゴ皇国の皇太子チャグム。彼が皇太子の即位式の為に出向いた隣国では、不穏な内乱の気配が忍び寄っていた。そしてかつてチャグムを捕らえた〈向こうの世界〉の水の匂い──。短槍遣いの女用心棒バルサを主人公とする「守り人」シリーズの番外編。
チャグムたら良い男になって!なんだかしみじみとしてしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新たな友を救え!
サンガル王国の新王即位の招待に出向いたチャグムとシュガは大国タルシュ帝国の侵攻を知る。
(2003年02月20日読了) -
チャグム好きにはたまらない1冊。
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新ヨゴ皇国の皇太子チャグムが、シュガとともに向かったのは、ヤルターシ海のサンガル王国だった。新王の即位の儀に招かれたのだ。ところが、めでたいはずのお祝いの席で、新王は、傷つけられ、チャグムたちは、はからずも呪詛と陰謀の中に身を置くこととなる。
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このシリーズ、これで4冊目ですが、本当にこれが児童書かと思うぐらい、読み応えがあるシリーズだなっと素直に感心しています。
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チャグムも大人になっているのね。
成長が見られて嬉しかったです。そして、シュガがチャグムを心から想っている事。王宮の中でも心を通わせられる仲間が出来て良かった。
チャグム達が去ったあと子供たちが無事であったか•••なんだが歯がゆい物語でした。面白かったですが•••。 -
新ヨゴ皇国の皇太子チャグムが、シュガとともに向かったのは、ヤルターシ海のサンガル王国だった。新王の即位の儀に招かれたのだ。ところが、めでたいはずのお祝いの席で、新王は、傷つけられ、チャグムたちは、はからずも呪詛と陰謀の中に身を置くこととなる。小学高学年からファンタジーの好きな全ての人向き(「BOOK」データベースより)
サンガル国はインドっぽい感じの国ですね。
新ヨゴ皇国は倭と呼ばれた頃の日本っぽい感じの国なのですが、一気にこのシリーズもワールドワイドになりました。
しかしどこの国にも陰謀ってあるんですね、王族ってみんな暇なんだろうな。
毎日食べる為にあくせく働いてみたら、陰謀を張り巡らせる気持も湧きあがらないでしょうよ。
と、凡人目線から意地悪な見方をするワタクシ。
あ、でもお話自体は面白かったですよ。
チャグムとサンガルの第2王子との仲も、腹を割って仲良くなるパターンかと思いきや(苦難を共に乗り越えて仲良くなる、少年ジャ○プのセオリーね)、そこにはまだまだ埋まらない考え方の違いがあったりするところもよかったです。
その有りように悩みはすれど、やっぱりチャグムは皇子、なんだよなぁ。
すべてを見はるかす賢い眼差しで、いつか新ヨゴ皇国を変えて行けるといいねぇ(←しみじみお母さん視点) -
さすが上橋菜穂子さん。面白かった。
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主人公がとてもかっこよかった…
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小学生のときから何十回も読んでるけど、やっぱすき。
小学生のころこのひとの本を読んで、文化人類学ってなに?って思ったところから現在のわたしがあるんじゃないかな。