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- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784035510604
感想・レビュー・書評
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全12巻の『童話集』の1冊目。ラングの原著も同様だが、構成は完全に日本語版オリジナルなのだそう。日本語版編集者・野上彰の狙い通り、様々な国を物語を通じて旅できる1冊。それぞれ土地柄が浮かび上がるのも楽しい。既に地理を習った人たちには、是非世界地図でお話の舞台を探して欲しい。
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こどものころ(小学校低学年)家にあった本で、大人になってからも読みたくて探していました。
最近復刊されたものです。
ラングの童話集は他にもあるのですがこちらは
最初に刊行された(1958年)川端康成閲、野上彰訳が元になっています。
全部で12巻ありますが、すべて色の名前のタイトルがついています。
当時から思っていましたが文章がとてもきれいでなんとも言えない味をだしているのです。
うまく表現できませんが、古いんだけど子供向けなので複雑ではなく、丁度良いのです。
また最近の話にはない、中途半端な終わり方や、
あまり丁寧な説明などない乱暴なストーリー。そんなところもいい感じです。
子供のころもそんなところが好きでした。
(最近の童話は今風にだいぶ内容が変わってると聞きました。)
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