そらいろの童話集: ラング世界童話全集 3 (偕成社文庫 2108)

著者 : アンドリュー・ラング 川端康成 野上彰

• 偕成社 (2008年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[unknownさんの感想 · 2013年10月5日]

１ヶ月近くかけてちまちまと読んでいた。
ハンガリア、ルーマニア、フランス、日本、アイスランド、チュニス、フィンランド、ポルトガル、シシリー、セルビアの話、１４編収録。

日本語訳が古めかしく、平仮名も多いため少し読みにくい。

どこかで読んだことがあるような話が多く、似たような話は世界中にあることがよく分る。

１９５８、９年に東京創元社が出したラング世界童話集と同じ巻名、収録内容にしているらしく、原書とは色の名前と構成が違っているとか。
２００８年に東京創元社からで出た版では、有名な話や日本の話は省かれているらしい。
原書をそのままの形で翻訳したものはないのだろうか。