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- Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036526604
感想・レビュー・書評
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日本では『巌窟王』とも呼ばれるフランスのA・デュマさんの復讐小説を上下2冊のコンパクト邦訳にしたもの。
訳がなかなか良くて、しっかり復讐劇を楽しめました。
……が、どうも登場人物の名前や人間関係が横文字名だからわかりにくく、復讐が込み入っていて???となってしまいました。
以前しっかりと長い全巻ver.を読んだことがあるのだけれど、そちらはもう全く誰が誰だかわからないままラストに突入してしまったので、この2冊をしっかり読み込んで全巻版へ進むのがよいかもしれません。
主人公のエドモンくんはおそらく若い頃から中年に至るまでイケメンで不屈の精神があり、根っこはめっちゃ良い人っぽそう。
なので、勝手にトム・クルーズさんを主演に劇画を頭に描きながら読んだら、かなり面白かったです(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かつての恋人、メルセデスとの再会が白眉!いいですね〜。
作者のアレクサンドル・デュマが【三銃士】や【王妃マルゴ】も書いた方だと知りませんでした(^^;;。巌窟王イコールモンテクリスト伯だって事も初めて知りましたよ。和製ダングラールが段倉なのね〜。和製の黒岩涙香の【巌窟王】も読んでみたいです。それから【椿姫】の作者デュマフィスがこのデュマの息子だったのですね。解説に釘付けでした。
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