サマータイム: 四季のピアニストたち上 (偕成社コレクション)

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784037440305

感想・レビュー・書評

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  • 小5のぼくが出会ったのは
    片腕でピアノが上手な2つ年上の男の子

    夏だなぁ
    なんかドキドキしちゃうなぁ

    もういっこの
    姉弟がもうちょっと子どもの頃の話もいいな

    短さがいい
    「サマータイム」どんな曲かわからないので(ハミングじゃわからない><)
    きいてみよ〜

  • 夏に読んでよかった

    どうも前にも読んだ気がするんだけど、いつ読んだんだろう

  • 佐藤多佳子の初期の作品。

    1時間程度で読み終えた。物語が一人称で語られているのでわかりやすい。20年近く昔の作品だが、あまり時代の変容を感じさせない、21世紀に通用する内容だと思う。

    結末は、前向きで後味もよい感じ。

  • 著者の佐藤多佳子さんは、『一瞬の風になれ』で第4回「2007年本屋大賞」を受賞した大人気の作家。本書は1989年MOE童話大賞受賞の、デビュー作。ということは、この物語は童話?瑞々しく、豊かな子供の感性がいっぱいに詰まっている作品だった。主人公は小学6年生の姉・佳奈と5年生の弟・進。喧嘩ばかりしている姉弟が、年上の少年・広一に出会う。広一の母親はジャズ・ピアニスト。しかし、広一は事故で左腕を失っていた。出会いと別れ。友情、初恋。ピアノ、自転車。夏の終わりに、少しだけ大人になる子供たち。夏の暑さに負けない子供たちの躍動感が伝わってくる。なんだか元気をもらえる。そして、いつもジャズのスタンダード・ナンバー『サマータイム』が聴こえる。気だるげで悲しげだけど、やさしさに満ちた曲が、この物語のタイトル。ピッタリ!大人が読んでも十二分に楽しめる。

  • 佐藤多佳子さんの児童書は何でこんなに甘酸っぱくて優しいんだろう。他の作品も読まなくちゃ。

  • 小学生の頃に読んだ。姉弟のうち、私は姉のほうが好きだなーとぼんやり思っていた覚えがある。

  • 進、佳奈、広一の三人の物語。
    読み終わるとなんだか優しい気持ちになります。

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。ほかの著書に『しゃべれども しゃべれども』『神様がくれた指』『黄色い目の魚』日本代表リレーチームを描くノンフィクション『夏から夏へ』などがある。http://www009.upp.sonet.ne.jp/umigarasuto/

「2009年 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤多佳子の作品

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