北欧女子オーサ日本を学ぶ (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
- KADOKAWA (2020年2月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040652290
作品紹介・あらすじ
日本のアニメと漫画に感動し、北欧スウェーデンからやってきたスウェーデン人漫画家オーサ。日本に来て8年経つけど、不思議に思う習慣はまだまだたくさん。
本書では日本での食事、日本語、おつきあい、お金の使い方について、各専門の先生に作法や成り立ちを学びます。
日本でキャラ弁はどうして生まれたの?「ちゃん」「くん」「さん」「さま」の由来は?建前と本音の見分け方は?なぜ日本人は現金をそんなに大切に扱うの?
などなど、私たち日本人も知らなかった日本独自の文化についてどんどん掘り下げていきます。
ちょっとオタクなスウェーデン人漫画家が描く、日本への愛にあふれた驚き&なるほどコミックエッセイ!
感想・レビュー・書評
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日本人が知らない日本っておもしろい。
言葉の意味を深く考えたり、マナーの由来や理由を知ったり。日本人でも知らないことっていっぱいある。
それを上から目線でおかしいよ!って言われると反発したくなるだろうけど。外国人であるオーサが知らなかったから教えてもらえて良かったーという素直な目線のお話を読むと、素直に読者の心にも届く気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023/06/16 更新
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日本とスウェーデンの文化の違いがわかりやすく描かれていた。絵柄も見やすく好感が持てます。
けれど、『日本人の知らない日本語』の二番煎じの感が拭えません。また内容的に直線的で捻りが足りず、面白みにやや乏しいのが残念でした。
おしぼりの扱い方等、意外に知られていない作法も取り上げていて、勉強になることが多かった。小学生用の学習雑誌向きの内容ではないかと思いました。 -
借りたもの。
日本の不思議を渡り歩いた?北欧女子が“日本を学ぶ”。
1.日本食のマナー
2.日本語(その構造や成り立ちについて)
3.お付き合いの作法
4.お金の習慣
それぞれのプロ(監修者)によって、日本人でも知らなかった(当たり前や「そういうもの」として習慣化していたので強く意識していなかった)、成り立ちや意味が解説される。
日本食のマナーについては…渡し箸の無作法が三途の川由来というのは、腑に落ちないというか、諸説ありそうな気もする……(単純に不衛生とか、唾がついているものを見えやすい所に置くのは如何なものかと私は思った)
ただ、礼法・作法については大陸由来によるもの…特に仏教の影響も大きいと思う。その際に意味付けがなされたのではないかと、読んでいて想像している。
…個人的にはヨーロッパのテーブルマナーとの違いにも触れてほしかった。箸などの食器の使い方とかではなく、考え方の違いとか。
初物信仰?にバブル期とかホストのシャンパンを思い出すオーサさんに共感。
特に、2章の日本語は興味深く拝読。
文法や文字は大陸由来だけど発音は太平洋由来。カタカナについては…外来語だけでなく常用漢字以外を置き換えてるところもあり難儀……出版社ルール?が一般に波及した影響もありそうだと考える。
作法については、“現代”の文化でのルールについて言及しているのが興味深い。メールやLINE(SNSチャット)で、相手を不快にさせない試行錯誤。手紙からの派生のように考えてはいけないことを感じる…
そして日本独自の「空気読め」が根底にあるように感じた。
お金についての話では、レジにあるお金を置くお盆に、「慌てて取らなくてもよい」というメッセージが込められていた事に感動する。ここにも作法のように心遣いや意味を込めた習慣があることに。私は単にお金が散らばらないようにするためだと思っていたから… -
オーサが、マナー、日本語、付き合い方、お金のマナーについて学ぶ。マナーの先生、よく調べもせずに適当なこといってるなという印象。
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日本人にとっても為になる知識が沢山。
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2020.7.27
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202002/