鎧の姫君たち あるいは魔法石機関工学科の魔王による社会契約論 (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2014年10月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040671284
作品紹介・あらすじ
『はじめましてこんにちわっ!我と一緒に異世界でハーレムを作ろうよっ!』「オッケー。でも、おれ、彼女いたことないけど大丈夫かな?」ものすごーい軽い気持ちで始原の竜・ティアマト(性別不明)と約束を交わした人間竜彦は、ヒトと魔族が共存し歴史を紡ぐ『帝国』を訪れる。というか落っことされた。そこで初めて出会った少女が、彼の運命の相手であり、ハーレムの一員らしいが…?竜を信仰するヒトの帝国・ドラグニール。その最高学府である学園で、ヒト同士の目に見えぬ争いを看破した竜彦は、現世で「魔王」と呼ばれた人心掌握と心理戦を用い、ネフェルティアと共に社会を構築してゆく。愛情の怪物・社会創造の物語!
感想・レビュー・書評
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異世界召喚の最強系な話。
タイトルが小難しげに書いてあるけど、
中身が異常に薄かったわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『僕と契約してハーレムを作ってよ』
「おっけー」
チョロインさん盛り沢山ですね.
勝手に深読みした挙句に好感度ガン上がりな少女たち.
ちょっと刺してきそうな子も居るけど
基本的にベタ惚れされてますね.
作中で突然マキャベリが出てきて驚いたんだ.
こいつはいきなり何を言い出すんだ,と.
で,サブタイトル思い出して
「ああ,社会契約論だからか」
と一瞬思ったんだけど
「ちゃうやろ,マキャベリは君主論だろ」
とツッコむことになる俺氏.
もちろん無言で,脳内で.
流石ですねぇ.
長いサブタイトルまでちゃんと見てる人間にだけ分かるボケを仕込んでくるとは.
でも魔王さん,魔法石機関工学科の生徒じゃないよなぁ.