六道先生の原稿は順調に遅れています (富士見L文庫)

制作 : 榊 空也 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 49
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040723570

作品紹介・あらすじ

中堅出版社の文芸編集・滝川詠見は、年単位で原稿が上がらないベテラン作家・六道先生の担当をすることに。さっそく六道のもとへ挨拶(と催促)に向かうのだが、そこで彼が怪奇を喰らって創作をする妖怪だと知り!?

感想・レビュー・書評

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  • 物ノ気を食べれば小説が書けるという六道先生。不気味ではあるけど編集者は楽なのでは?

  • 現代の妖怪博士と言っても過言ではない峰守さんの本。タイトルからは想像できないけどやはり妖怪。
    妖怪ながら作家をしている六道の担当編集となった主人公の詠見。なかなか進まない原稿にじりじりしつつも、六道の周りで起こる不思議な事件とニアミス。
    六道の正体は妖怪、がしゃどくろ。
    彼は普段は人の姿をし、街中に出没する物ノ怪を食べることで生きている。そしてそれを小説に書いている。
    妖怪の中には、人が「怖い感じが楽しいから」と作り出した、ただそれだけの存在もあると、六道は詠見に語る。
    さいご、怒りで人の姿を保っていられず、正体を現した六道。
    六道は「自分の小説は中身がなく、ただ起こった出来事を書いているだけだ」と悩む。しかし詠見は、六道の描いたものには心があり、六道は中身のない存在などではないと諭す。
    詠見の言葉で六道は再び我に返り、妖怪となって消える運命から脱する。

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著者プロフィール

第14回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、『ほうかご百物語』にて2008年に電撃文庫よりデビュー。キャラクター同士の軽妙なセリフのやりとりと妖怪蘊蓄に定評がある。主な著作に、『絶対城先輩の妖怪学講座』『お世話になっております。陰陽課です』(いずれもメディアワークス文庫)がある。

「2018年 『帝都フォークロア・コレクターズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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