恋するアクアリウム。 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 260
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040725123

作品紹介・あらすじ

【大人気シリーズ『おいしいベランダ。』からスピンオフ!】
 ある事情で26歳のOL・浅見桐子(あさみ きりこ)が身を寄せることになった先は、美人顔の年下幼なじみ・佐倉井真也(さくらい しんや)のもと。
 そこはアロワナの水槽が鎮座する魚マニアの部屋だった! しかし真也は、桐子が食卓に出した「食べる魚」は苦手と物申し!? 桐子は真也の好き嫌いを克服させる事に!
 そうして突然始まった同居は、食卓をともに囲むたびに二人の距離を縮めていく。一緒に出かけた水族館、熱帯魚ショップ、展望台。東京での日々を通じて、地元では知らなかった互いの一面を知り――。
 アクアリウムと料理が結ぶ、年の差幼なじみの恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • 美味しいベランダ。のアナザーストーリー。
    まもりの同級生、佐倉井くんが出てくる。
    アクアリウムに美味しそうなご飯の描写素敵だった。
    浮気した彼氏にざまあ的要素が個人的にはもっと欲しい!って感じだったけど、救われた。
    いいお話でした。

  • 図書館本。
    おいベラ4巻を見て気になったので読んだ。
    途中重かったけど、何やかんやで桐子の元彼と決着をつけられて良かった…あと出てくる魚料理がかなり美味しそう。レシピはないけど充実した一冊だった
    私が借りたやつには限定SSもついててそれも面白かった

  • 佐倉井君のお話。
    本編の方でいつのまにやら彼女ができていたので
    気になっていましたが、とても彼らしいお話だなぁと思いました。また、彼の話も読みたいなぁと思います。

  • ベランダシリーズのスピンオフのようなお話。こちらも美味しそう。
    2023/5/24

  • おいしいベランダのスピンオフで、まもりにフラれた佐倉井くんの恋物語。
    佐倉井くん、口下手なタイプかと思いきや結構やるなぁ~。ただの魚オタクかと思ってたけど、魚は見る専門っていうのも、もしかしたらあるあるなのかな?

  • ベランダシリーズでは当て馬くんだった真也くんと幼なじみの桐子さんとの恋話。
    うーじれじれな感じが好きです。桐子さんが東京に来る羽目になった理由はほんとぶん殴りたくなるような話でしたが、真也くんとしては結果オーライになりましたね。今後の2人も見たいのでベランダ〜にも出して欲しいです。

  • 水族館が好きなのですが、コロナもありなかなか行けないので、長年積んでいた本に手が伸びました。

    いわゆる恋愛ものかな?と、正直軽く見ていたんですが、これが案外人間ドラマに引き込まれてしまって、終盤にかけて一気読み。

    甘々な恋愛小説は恥ずかしくなってしまって苦手なのですが、この作品は甘々という訳ではないのにほっこり応援したくなるような2人の恋模様が描かれていて、読みやすかったです◎

  • おいしいベランダの外伝……かと思って読んだけど、おいしいベランダを読んだことのない人も、十分楽しめる、十分面白く読める一冊だった~♪。おいしいベランダでは真也くんのこと、あんまり好きではなかったけど(嫌いでもなかったけど)、この恋するアクアリウムを読んで、かなーり好きになった! やっぱり熱帯魚はいいよね、わたしもまた熱帯魚、飼いたくなってきた><。おいしいベランダと同じ作者さんだから、料理の話も細かく書かれていて、この作品に出てきた料理はどれもおいしそうだった~♪。

  • 「おいしいベランダ。」シリーズの作家によるスピンオフ作品。
    こちらは、魚を飼うことをベースに若い二人の恋を扱っている。いつもながら、
    単なるライトノベルではなく、観賞用の魚の知識や魚料理などを織り込みながら描いている。本筋ではなく、そこに登場する魚の飼い方、魚料理にも大変興味を沸かせ、読者を飽きさせない。

  • 好きにはいろんな種類がある。
    満腹でも入る「別腹」は確かに最も好きの一つで
    それは捩れた愛情表現であると思った。
    人の目を気にしない自分だけの好きを見つけた人は強い。

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著者プロフィール

1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。主な著作に「谷中びんづめカフェ竹善」シリーズ(集英社)、『蒼井葉留の正しい日本語』『横濱妖精探偵社』『恋するアクアリウム。』(KADOKAWA)など。描かれる人間関係や作品世界のあたたかな雰囲気は、多くの読者に支持されている。

「2023年 『犬飼いちゃんと猫飼い先生2 お友達から卒業しますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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