高遠動物病院へようこそ! (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 145
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040730431

作品紹介・あらすじ

【彼は、無愛想で 社会不適合者で、 愛情深い獣医さん。】
 独立したてのWEBデザイナー、日和は、海外転勤する姉夫婦から頼まれ、2年間だけ雑種犬「安藤さん」と暮らすことになった。
 安藤さんの予防接種のため、初めて訪れた動物病院は、診察券すらなくスタッフは獣医の高遠のみ。彼は動物だけを愛し、人間のことは名前さえ覚えない男だった。
 病院の人手不足から、日和はお客さんにスタッフと間違われ奔走するはめに。そこを高遠の知人に見込まれ、正式に勤めることになった。しだいに日和は、高遠の採算度外視で治療をする不器用さや、前の病院を辞めた事情を知り…?

感想・レビュー・書評

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  • 安藤さんが良かった!猫派だけど犬も可愛いな~。高遠先生はこれまでどうやって生きてきたんでしょうかね。患獣にはとても良い先生なんでしょうけど。

  • 動物大好きな高遠先生。こんな先生が居たらいいなぁ~と…時々、安藤さんの目線で書いて有るのが良かった。

  • 別の本の後ろにある紹介を見て気になって読みました。
    動物にだけやさしい腕のいい獣医さんと彼を支える人達のお話。動物中心なので飼い主さんが怒って帰ったりすることもある。そんな病院きっとないけど、お話だからいいかな。
    そして各話の後に犬の安藤さん視点の短編があります。

  • 安藤さん(犬)が賢くて可愛くて物語を気持ちよく進めてくれる。動物には優しいが人間には容赦ない高遠先生と主人公の間で安藤さん(犬)が橋渡し役を演じている姿が愛らしい。
    章の間の閑話休題ならぬ犬話休題で安藤さん(犬)視線での物語も面白い。

  • 全3巻
    読み初めは、小栗旬の顔がチラチラ…
    獣医ドリトルみたいな話か?
    と思ったが、ほのぼのラブコメ。
    楽しくて、読みやすい。

    もう少しペット業界とか
    モンスター飼い主とかの
    問題提起も織り込まれると良かったなあ
    せっかく、犬である安藤さんの
    語りもあるんだし。

    安藤さん!
    また会えるとうれしい。

  • 面白かった!安藤さん、おりこーだし!

  • 動物には優しいけれど、人のことは全く気にしているように見えない高遠。そんな高遠が院長を勤める動物病院で働くことになった日和。大変そうだけど、言わなきゃいけないことをちゃんと伝えて、なんとかフォローしようとする日和を見ていると、この仕事は合っていたのかも。とも思った。日和の安藤さんに対する態度も、犬相手とは思えず、面白い。高遠と日和がこれからどんな風に変わっていくのか、楽しみな話。

  • 大した取り柄のない普通の女性と、朴訥だが腕の良い獣医師のラブコメ。語口は、主人公の日和と和犬の雑種安藤さんの2人だが、安藤さんの語りの部分は不要だな。

  • 悪い人ではないのだけど、大人としてちょっとどうかと思う高遠先生が苦手。
    安藤さんは可愛くてほっこりします。

  • オモロかった。

    しかし、日頃読んでいる某ジャンルのせいか、しばらく日和さんを男性だと思い込んで読んでいた(笑)。
    いかん、いかん!!

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著者プロフィール

1月9日生まれ子供の頃からずっと犬のいる生活を送っています。今は黒柴とキジトラ猫と共に暮らしています。

「2023年 『老舗酒蔵のまかないさん 三 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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