ぼんくら陰陽師の鬼嫁 五 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 171
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040731667

作品紹介・あらすじ

短期バイトを兼ね、笑と旅行に出かけた芹。立ち寄った伯母一家の食堂で、偶然『廃墟研究会』のメンバーと会う。彼らはミステリ作品の聖地巡礼で閉園した遊園地に行くらしい。すると笑も行きたいと言い出して――?

感想・レビュー・書評

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  • ずっと引っかかったままだった、芹の両親の件が、ついにテーマに。
    これから話が大きくなっていくんだろうな、という転機の巻。

    廃墟研究会の引きが強すぎて、笑ってしまう。

    ぼんくらと言われつつも、けなげなに頑張っていた皇臥。
    本当に力のある陰陽師の存在感がすごすぎて、頑張りがかすんでしまう。

    初の1話で完結しないパターン。
    謎や怪異や問題など、フラグを立つだけ立てた「前編」といった感じ。
    ちょっとした収束や、北御門家の活躍などもなく、単独の1巻としてはややもの足りなかった。

    続きが気になる終わり方。

  • あっ…いいとこでっていうか、気になるところで終わった!! いよいよ本格的に過去のことも含めて謎が解かれていきそうですね。楽しみです。

  • 謎の小説家は自分の父と関係があった
    しかも北御門に何やら嫌悪が有るらしい
    ことごとく巻き込まれ体質な芹だね
    しかも皇臥が高雄光弦は陰陽師として天才と言った矢先に電話切れ
    早く皇臥が来てくれたら良いけど
    どうなるんだろうか

  • 危機感が薄い。
    ちょっと感じた違和感をみんながみんな伝えないから大事になる。
    でも難しいよね、ちょっと感じたことを伝えあうのは。
    特にこの人たちはみんな遠慮しあって、自分でなんとかしようとするから…。
    状況最悪にならないと動けない。

  • 軽い気持ちで来た。
    友人たちと遊びに行くのはいいが、自分たちが名のある家に関わりある事は覚えとくべきだろう。
    本人を呼びつける訳でもなく、身内にすら敵意を持っているのは何故なのだろう。

  • まさかの続く…!!

  • 廃墟遊園地編。今回は6巻に続く内容。いいところで終わってる。6巻持っててよかった。

  • フラグを色々立てるだけ立てて続いてしまった。
    まさか旦那がそばにいない時に限って(しかも他所様のお嬢さんを預かっている時に)ラスボスクラスを相手にしなくてもいいだろうにという。
    ……多分、お兄さんなんでしょうが。
    本物を目の前にして嫁に「本当にぼんくらだったんだ」と言われてしまう旦那が哀れで仕方なかった。

    光弦も最初はあっさり助けてくれるのかと思いきや、結局嫁は逃してくれる気ないみたいだし(まあ今回は自ら危険な所に行ってしまった嫁に自業自得な部分もある)
    旦那は間に合うのだろうか。

    それにしても、これだけ露骨に続いて6巻は約一年後発売だったのか……リアタイで読まなくてよかった。
    待てないぞ、そんなに長くは。

  • シリーズ初の前後編の前編。
    正直、リアルで廃墟研究会とかサークルにあったら全力回避で関わらずに終わりたいと思う私。
    存在自体がもうフラグ。
    おかげで楽しいはずのリゾート休暇が、身体中ゾワゾワの恐怖体験休暇に早変わりですよ。
    しかも今回は頼みの綱(弱)の旦那も不在でラスボス級に対峙するとか…コレ続きどうなるの。
    かなり気になる!
    嫁の亡きパパもなんだか訳ありだったご様子で、後編は過去に野崎パパと北御門家になにがあったのかも明らかになりそう。
    楽しみすぎる。

  • ■芹の父親の墓を訪れた黒ずくめの男――ミステリ作家、鷹雄光弦の正体は?

    短期バイトを兼ね、笑と旅行に出かけた芹。立ち寄った伯母一家の食堂で、偶然『廃墟研究会』のメンバーと会う。彼らはミステリ作品の聖地巡礼で閉園した遊園地に行くらしい。すると笑も行きたいと言い出して――?

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著者プロフィール

王道のストーリー展開を、愛嬌あるキャラクターで軽妙に進む作風が人気を博し、数々のシリーズを立ち上げた。動物好きでエッセイなども手がける。代表作に「新米女神の勇者たち」シリーズ(KADOKAWA/富士見書房)、『三宮ワケあり不動産調査簿』(富士見L文庫)など、著書多数。

「2023年 『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 八』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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