- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040736822
作品紹介・あらすじ
とある事情で仕事を辞めた志野は、ある日『千撰萬葉集』という古い本を見つける。
しかし、本を開くと小さな和装の女が挟まっているではないか。
悲鳴を上げた瞬間、ざわわーっと同じく小さな生き物たちが本から飛び出していく。
突然神様や妖(あやかし)が見えるようになって困り果てた志野は、この体質を治してもらう代わりに義切が営むブックカフェで働きながら逃げた詠人(よみびと)を集めることに。
ところが詠人を本に戻すには、歌に沿った悩みを解決しなければならない。
彼らに寄り添う内に志野は自身の過去にも向き合い始め……?
感想・レビュー・書評
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万葉集の勉強も出来て、珈琲の技術も学べて…
とても面白かったです!
義切さんの正体も気になりますが……
人間のような人間じゃないような…
ともかく「拾い食いは絶対にダメ!」ということを学びました!
続きが気になります!
続編、お待ちしております!
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子供っぽくも分かりやすい親子の確執が繰り広げられてるので、あまり深く考えずさらっと読むのが良い感じ。志野が結構場当たり的であまり物事深く考えてないのが気になる。義切の謎めいたところにも一切説明が無いので、話のきっかけだけになっちゃってて、存在がもったいない。
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よくあるカフェとあやかしのお話かと思いましたが、とてもお勉強になりました!!
ただのコーヒー好きのオーナーのような義切さんって何者??
…ということで、続きを楽しみにしてます〜
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おー、期待してたよりずっと好きだった。志野の行動が時々唐突でびっくりだったけど。義切さんのだるいキャラもいい。続きも出るといいな
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志野は臆病に見えるのに、考える前に行動してるのか?と思うようなところもあって、面白い。額田王や義切の無理な勧誘(?)に抗えずに、働き始めるほどのお人好しな感じは心配になるけれど、そこまで嫌がっているようにも見えないし。個性的な詠人たちとのやり取りも楽しかったので、他の詠人の話も見てみたいな。と思った。