死の森の魔女は愛を知らない (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 202
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040739885

作品紹介・あらすじ

欲深で冷酷と噂の「死の森の魔女」。正体は祖母の後を継いだ年若き魔女のリコリスだ。ある日森で暮らす彼女のもとに、毒薬を求めて王弟がやってくる。断った彼女だけれど王弟はリコリスを気に入って……?

感想・レビュー・書評

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  • 深い森に住んでいる怖くて可愛い魔女のおはなし
    ほんわかして可愛い話だなと思ったらシリアスになったり、と思ったら心が温まったり
    主人公リコリスを親のように見守っている気持ちになります。次の話も買ってみようかな

  • 続きが読みたい!続き出ませんでしょうか…!
    登場人物が魅力的で読んでいてとても面白かったです。今後どうなっていくのか楽しみなのでやっぱり続きが読みたいです!!


  • リコリスが本当憎めない性格をしてる。
    このつっけんどんな言い方も彼女の生い立ちからきてるんだけど。

  • 自分自身に自信が無く、偉大な祖母の真似をしていたリコリス。ひょんな事から王兄ゼルクトラが通ってくるようになり、最終的にはわだかまりを抱いていた祖母への気持ちも昇華されて自己肯定を得る…良くも悪くもオーソドックスな印象。
    一話完結の、魔女と彼女を頼ってきた者たちのお話。短編っぽい作りなので大きな盛り上がりがなくちょっと物足りない。ゼルクトラとの関係も今のところ友情止まりといった感じ。
    個人的には二話目の王宮に招集された話が好きだった。脇役だけどソーニャが好みだったので。
    三話目のリコリスの初恋にしてトラウマの元凶・レナルドが想像の上をいく歪んだストーカーでやばかった。

  • 実は優しい魔女のリコリスが口が悪いけど良い子で可愛い。あれこれ人と触れ合う事で少しずつ成長しているのはわかるんだけど、まだまだ道半ばで、変な男を引っ掛けるだけ引っ掛けて放置したまま終わってるので消化不良気味。

  • 魔女、死の森、使い魔、そして王子様。
    よくある設定ではあるものの、魔女は頑張り屋さんの少女、
    王子様(正確には王兄)、癖がある王家の人々や絡み合う人々の思惑。
    人の弱さも内包する文章は、いくつか好きだなと思うところもあり、
    魔女の死の森に対しての文章ではどこか星野道夫の書いていた自然観とも
    似通う部分があって、リアルにも感じられた。

    王太后との行き違いが切なくも、一番印象に残った。

  • 短編連作のような構成で、初めは御伽噺のようだなと思いながら読んでいたけれど、中盤から後半にかけては登場人物の捩れた感情がちらりと見えるところがあったり、キャラクターの人間味がぐっと増して惹きつけられた。
    皮肉を口にしながらも人の苦境を見捨てられなかったり、偉大な祖母の影に引け目を感じたり、初恋の傷を引き摺っていたりするリコリスが可愛らしい。
    禁忌の子として生まれた王兄とその異母弟と義母の、愛憎とひとことでは割り切れない複雑さが好きでした。
    リコリスと王兄やストーカー気味の初恋の男との今後が気になる。
    2巻が出るとの事で、楽しみです。

  • 強い思いを持った人だけが会える魔女の話。なんだかんだと言いつつ放っておけない優しいリコリスが可愛い。ノアが純粋なままでいてほしいと思う気持ちがよくわかります。続きがあるようなのでまだあの愛がねじくれた盟主と関わることになるのでしょうね。。

  • ポンポンとテンポよくて読みやすかったです。
    続きがあっても良さそうな内容。
    あるなら今回ちらっと出てきた王兄との関わりが楽しみかなー^^
    こちらもクセありなキャラクターだったようなので 笑。

  • これ続きでるかな??出て欲しいなー!リコリスかわいい。

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著者プロフィール

『男装少女は騎士を目指す!』(KADOKAWA)にてデビュー。

「2020年 『今日から、契約家族はじめます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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