- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040739885
作品紹介・あらすじ
欲深で冷酷と噂の「死の森の魔女」。正体は祖母の後を継いだ年若き魔女のリコリスだ。ある日森で暮らす彼女のもとに、毒薬を求めて王弟がやってくる。断った彼女だけれど王弟はリコリスを気に入って……?
感想・レビュー・書評
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深い森に住んでいる怖くて可愛い魔女のおはなし
ほんわかして可愛い話だなと思ったらシリアスになったり、と思ったら心が温まったり
主人公リコリスを親のように見守っている気持ちになります。次の話も買ってみようかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
続きが読みたい!続き出ませんでしょうか…!
登場人物が魅力的で読んでいてとても面白かったです。今後どうなっていくのか楽しみなのでやっぱり続きが読みたいです!! -
リコリスが本当憎めない性格をしてる。
このつっけんどんな言い方も彼女の生い立ちからきてるんだけど。
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実は優しい魔女のリコリスが口が悪いけど良い子で可愛い。あれこれ人と触れ合う事で少しずつ成長しているのはわかるんだけど、まだまだ道半ばで、変な男を引っ掛けるだけ引っ掛けて放置したまま終わってるので消化不良気味。
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魔女、死の森、使い魔、そして王子様。
よくある設定ではあるものの、魔女は頑張り屋さんの少女、
王子様(正確には王兄)、癖がある王家の人々や絡み合う人々の思惑。
人の弱さも内包する文章は、いくつか好きだなと思うところもあり、
魔女の死の森に対しての文章ではどこか星野道夫の書いていた自然観とも
似通う部分があって、リアルにも感じられた。
王太后との行き違いが切なくも、一番印象に残った。 -
短編連作のような構成で、初めは御伽噺のようだなと思いながら読んでいたけれど、中盤から後半にかけては登場人物の捩れた感情がちらりと見えるところがあったり、キャラクターの人間味がぐっと増して惹きつけられた。
皮肉を口にしながらも人の苦境を見捨てられなかったり、偉大な祖母の影に引け目を感じたり、初恋の傷を引き摺っていたりするリコリスが可愛らしい。
禁忌の子として生まれた王兄とその異母弟と義母の、愛憎とひとことでは割り切れない複雑さが好きでした。
リコリスと王兄やストーカー気味の初恋の男との今後が気になる。
2巻が出るとの事で、楽しみです。 -
これ続きでるかな??出て欲しいなー!リコリスかわいい。