旺華国後宮の薬師 5 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040743509

作品紹介・あらすじ

かつて敵国だった金枝国へ『おいしい薬』を提供し、皇帝・朱心の専属お薬係の座を守った英鈴。
ところが金枝国から返還された人質の暁青が嬪として後宮に入ると、たちまち朱心のお渡り疑惑が浮上。
「まさか陛下が」と思う英鈴だが、妃嬪たちのお茶会に参加する暁青の様子を見て、とある違和感に気づいてしまう。
何かを隠す彼女に疑念が深まる中、朱心が夜に出歩いていたという話まで聞き、英鈴は心が揺さぶられ……!?
「たとえ恋敵になろうと、私は私の務めを果たすだけ」
後宮の戦いを『薬』で切り抜けられるか――?

感想・レビュー・書評

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  • 4を未読のまま5を読んでしまったけどなんとかなりました。
    英鈴がこの期に及んで後宮の妃という覚悟がまったく出来てなくて、今更な感じ。
    とはいえなんとか立ち直ってくれて良かったです。

  • 嫉妬心てほんと冷静じゃなくなるからしんどいよね。

  •  かつて敵国へ人質に取られていた姫が自国へ返還され後宮へ迎えられた。誰の所へも渡らなかった皇帝がその暁青姫の所へ渡ったと疑惑が浮上する。その暁青の様子に違和感を持つ英鈴。妃達のお茶会で皇帝が夜出歩いていたと言う噂を聞き、英鈴は動揺する…

     今まで皇帝には薬師として確固たる寵愛を受けていた英鈴が、今回は薬師と言うより妃としての部分でかなり揺れ動いていましたが、目的を思い出した英鈴は真っ直ぐで、やっぱり薬師の英鈴は格好良かったです。

     暁青を守ろうとする英鈴と、裏でやっきになって引き下ろそうとする後宮の怖さが今回はかなり強調されてましたね。

     ラスト、本当の意味で寵愛している皇帝と、それにドギマギしてる英鈴にホッコリでした。

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