旺華国後宮の薬師 6 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040746401

作品紹介・あらすじ

まもなく先帝の喪が明け、皇帝朱心の時代を迎える。
つまり、立后も目前。
しかし皇位継承の儀が、前例のない不吉な失敗に終わってしまった。
すると英鈴の実家から呪いの道具が見つかり、そのせいで儀式が失敗したとして英鈴は後宮を追放されることに。
儀式の失敗に、冤罪。
何かがおかしいと感じた英鈴は、幽閉先から抜け出し、この謎を解くために奔走する。
すると、英鈴だけでなく呂賢妃も同じ容疑で後宮を追い出されたと聞き……!?

「これは、陛下を廃位させるための罠よ」

『薬』で朱心の危機を救えるのか――?

感想・レビュー・書評

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  • 英鈴がどんどん頼もしくなるなぁ。
    次巻、ついに皇后に。お母様、また気絶しちゃうね。
    なかなか甘い雰囲気は出さないプロ意識の高い二人。好きです。

  • 先帝の喪が明け皇位継承の儀が行われたが、儀式は失敗に終わる。そして英鈴の実家から呪いの道具が見つかり、後宮を追放される事になった。更に呂賢妃まで同じ容疑で追放されてしまい…

    冤罪の証拠を集めるべく奔走する英鈴と、犬猿の仲だった呂賢妃の心の闇が露見し、高飛車に振る舞っていたのはそれを隠す為だったと判り、少し同情心が湧きました。

    朱心の皇妃に抜擢された英鈴に嬉しく思う反面、まだまだ平穏な生活は送れそうにないと確信してしまいました。
    次はどう乗り越えるのか、期待しています。

  • 英鈴が後宮の外で一人頑張る内容で、自由に動いているからより面白く感じました。皇位継承の儀も始まり、ふんわり過ぎて伝わってない感ある恋もちょっとは進むのかなと期待してます。

  • 今回は貴妃英鈴が陥れられ、後宮を脱走する編。
    今まで自分的には、少し不自然に思えていた皇帝朱心と英鈴の距離感がやっと本書のラストで理解できた気がする。
    恐らく、この二人にとっては、この距離感が自然なんだろう。互いを信頼し合っているから、殊更、言葉や態度でベタベしなくても、ちゃんと想いを理解できているのかもしれない。
    もどかしさは相変わらずだけど、ある意味、最高の大人の関係だろう。
    いよいよ先帝の喪も明け、朱心の皇帝としての治世が始まるし、英鈴の立后も近いみたいだし、続きが楽しみ。

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