長生き地獄 資産尽き、狂ったマネープランへの処方箋 (角川新書)
- KADOKAWA (2022年1月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040824260
作品紹介・あらすじ
高齢者の生活を支えてきた公的年金が、今後ずるずると減り続けていく。今から30年後には平均的サラリーマン世帯だった夫婦2人の年金が、月額13万円まで減るのだ。
そのとき何も対策を取らずにずるずると家計の赤字を続けていたら、確実に生活は破綻する。
年金減に対処するための方法は、貯蓄を持っておくこと、そして、収入を増やすことだ。
働き続けたり、投資で収益を稼いだりすることだが、高齢期に月額13万円の勤労収入を得るのは非常に大変だ。
しかも、働けば税金も社会保険料も増えてしまう。投資で毎月13万円を稼ぐのはもっと大変だ。
こうした「長生き地獄」を避けるために、私たちは、具体的にどう行動すればよいのか。その対策を提示する。
感想・レビュー・書評
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森永さんがするような月13万生活をできる気がしないので、自分は歳とっても働く覚悟を決めました。
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楽しくて幸せ。健康に生きたい。
これを考えさせられた一冊です。 -
庶民の味方森永さん❗️
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老後は都会でも田舎でもない郊外(トカイナカ)に住み、畑仕事を楽しみながら、いつのまにか健康になり、自給自足で暮らせば、年金だけでも何とかなるとすすめている。
本書の内容は前書の「増税地獄」とだいぶ被る
_φ( ̄ー ̄ ) -
数字に疎い私には、最初の統計と、年代の推移の賃金や運用法など、何が一番良いのか理解出来にくかった。。
又、今回、少子化対策で、育休の賃金を100%に、そして、父親も育休取得をより充実に。
もっと早くから勧めるべきだった事だと思う。
今回、この本で老後の資金についてが、記載されている。
今、子供達が、老人を支えるのに、やっていけるのだろうか?
今の年金で、子供達の時代は生活困難者が、でるのではと、危惧する。
年金13万円の生活の中、ライブ、外食、ファッションを、控えればどうにかなる。
昭和の物の流通も少なく、情報網も僅かであっても、乗り越えて来たのだから。
今の賢い若者が、出来ないはずない。
第4章は、実体験での話で、森永卓郎氏の活躍ぶりが、よくわかる。
糖尿病は回復されたとの事なら、病院も、このような取り組みを推進したら良いのに。
パソコンで、数値の上がり下がりだけで、患者の顔を見ずに、薬の処方箋だけ渡す医師の多さに、この体制はおかしい。
そして大量の薬も、この本の中の着用していない衣類の廃棄と同様に、捨てられる事もある。
しかし、睡眠時間が、少ないのによく頑張られたと思う。
最後の付録『アリとキリギリス』は、考えさせられる文であった。
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長生きすることを不幸せにしないために「長生き地獄」の現実と対策 ●今から30年後には平均的サラリーマン世帯だった夫婦2人の年金が、月額13万円まで減る。
●毎月の赤字は13万円!30年で4680万円。 ●働き続ければいいのか?いや、収入が増えれば増えるほど、
税+社会保険料負担が加速度的に増えていく。
●年収が増えると、医療費の窓口負担も増える。
●介護保険料の滞納、65歳以上の高齢者で2万人超え。
●最大のカギは公的年金の範囲内で暮らせる家計改革!
●住民税非課税という最強の武器。
●定年後の住まいは3パターンを熟知せよ。
新版 アリとキリギリス⁇ -
ざっと目を通したが、4章の内容がほぼエッセイでそれが面白かった。
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説得力ある本でまいりました
30年後は13万円です
バブル崩壊も気になる。
まずお勧めのIDECOについて調べます -
ちょっと立読みしてみて、老後に住民税非課税世帯になるといかに得かという記載に興味を持って読んでみた。
著者は、年収300万円時代が来るという本を書き、当時、不安を煽って本を売っていると非難されたが実際にそういう事態になっていると何かで語っていた。となると、本書で主張されているように、年金月額13万円時代もいずれ来るのだろうか。
前半の一般的解説が面白そうと思っていたが、実は、後半、特に最終章の自分語りというか、著者が所沢に家を買い、八丁堀の事務所との2拠点生活を経て、所沢で趣味の農業(本人は自産自消と呼んでいる)や趣味の収集物の展示のための博物館運営などを楽しんでいる様子など、そして、その間にライザップのダイエットで糖尿病を克服した話などの自分史が一番面白かった。不思議な人だ。