スタンレー・ホークの事件簿 II 葛藤―アンビヴァレンツ (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041000113

感想・レビュー・書評

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  • ロスフィールドとジンとスタンレー、みんなそれぞれに素敵なんだよなぁ
    ・・・そして、冷静すぎる秘書にあんぐり。端的にそして的確に言い当てすぎwww

  • シリーズ第二弾。


    4ヶ月前に関係した上司アリスター・ロスフィールドに禁止されている囮捜査の囮になって欲しいと考えているスタンレー・ホーク。最初は断ったものの結局その筋書き通りに一人暮らしの裕福な人間として協力することにしたロスフィールド。
    彼にはジンという精神科医のパートナーがいるが、スタンレーはロスフィールドに恋していて…。


    file3葛藤はCDを視聴済み。しかしCDは情報が少なく複雑なアリスターの内面から犯罪解決が出来た部分が分かりにくかった。今回この本を読むことで事件の真相、アリスターの過去と今のアリスターの心の闇、そしてジンとの関係やスタンレーとの関係が浮き彫りになった気がします。


    file4・壮龍では嫉妬されたジンにスタンレーが胸に刺青をいれられ、file5秘密では、そうは言ってもアリスターがスタンレーに対して深い愛情を持っていることが分かる描写でした。
    余談ですけどアリスターの部下フランク・サイトの飄々とした動じなさが好きだったりします(笑)

  • スタンレーは小汚ないオッサン、というイメージが自分のなかで定着していたので、オッサンの胸に龍の刺青って、もはや刑事じゃなくて、ヤクザなんですけど。で、やっぱり、これはミステリじやなくてBLだよね。事件とかどうでもいい感じ。

著者プロフィール

1992年のデビュー以来、耽美小説の女王として君臨し、絶大な人気を誇る。著書に『花夜叉』『色闇』『アレキサンドライト』『王朝恋闇秘譚』(以上角川文庫)、『江戸繚乱』(白泉社花丸文庫)など多数。

「2011年 『堕天使の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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