秘密のロイヤル・プリンス 兄上、旅立ちの時間です (角川ビーンズ文庫 82-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041001547
作品紹介・あらすじ
王国の絶対的カリスマ、第一王子リチャード。2人の弟王子を溺愛する彼は、兄上至上主義で苦労性な次男ジェームスと、やんちゃな末っ子フィリップに支えられ、次期国王と名高い。だが、正統な王位継承者だけが手にできる証、「ロイヤル・シーズ」が消えるという前代未聞の事件が発生!なぜか、東の島国ニホンから種の目撃情報が入り、お忍びで旅立つことに!?ちょっとキケンな兄弟愛で、最強の世直しミッション開始。
感想・レビュー・書評
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砕け散った証を探すため、兄弟3人でニホンへ。
そこで巻き起こる…ドタバタ状態?
兄弟愛が半端ない…w
それをさらに印象付けてくれるのが2つ目の話。
兄弟馬鹿すぎる、この兄!
プロポーズの小話も面白かったです。
あれを間近で聞いた記者が不憫すぎるw
結局1冊で2個見つかったわけですが
一体いくつに分かれて飛び散ったのでしょう?
全部大きさが違うのでしょうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
企画ものとしては面白いけど、普通に小説として読むには物足りない。
中の人ありきな台詞回しは、中の人ファン的には楽しめるかも。リチャードを小野大輔で脳内再生すればにやにやできるわけだし。でも、話としては微妙すぎて読後感は……うーん?
まあ、中の人ファンとしての甘い点数で☆三つ。 -
あまり過剰な期待は抱かずに読み始めたが、思ったより面白かった。フィリップ可愛い。でも好みはジェームス。
惜しむらくは、文化祭のステージの様子が省略されていたこと。見せ場だと思うのだが・・・ページ数の問題か?
王子達の生活は中世風だが、その外の世界は普通に現代風で、ちょっと変わってて面白かった。出来れば次巻も読んでみたい。 -
ビーンズ文庫創刊10周年を記念して、ビーンズ王国という国を舞台にした小説ができました。
あさぎさんが描く3人の王子兄弟が美形で、癒しです。
たまりません。
お話も、兄王子2人の末っ子王子の溺愛ぶりがおもしろいです。