バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.75
  • (66)
  • (152)
  • (133)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 1351
感想 : 134
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041002063

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 理系科目は壊滅的だったので全然理解できてないけど巻を重ねるごとに大掛かりになってきてるのだけはなんとか把握した。P336のと多分仕組みは同じなやつに今年の夏に参加してみたけど確かにめまいとか浮遊感とかは感じた。私が参加したのは迷路じゃなくてただの空間だったけどなかなか面白かった。

    ロベルトのアメリカ料理に対する反応に思わず笑ってしまった。確かにロベルトには厳しいかも...(笑)
    一回で終わると思ってたビルもなんだか不穏な感じでどうなるんでしょうかね。
    久々?のジュリア司祭の登場も今後が楽しみですね!!

    そしてローレン!!待ってた!!次の短編集にも出てるんですよね?早く読みたい!!

  • 不思議体験ができる幽霊屋敷。磁場とか云々のせいと種明かしされてもちょっと行ってみたい。頑張って遊園地にこういうの作ってくれないかな。

    今回も美味しいとこどりのジュリア司祭。手札のカード今までほとんど取られっぱなしですが、これから挽回できるのでしょうか。そしてビルも立ち直れるのか、ローレンはと伏線の回収が不可能なほど増えてしまってますが果たして外堀埋められていく中彼らがどう進んでいくのか楽しみです。負けっぱなしじゃなくてそろそろ勝ってほしいな、ひと泡くらい溜飲下げる何かを。

  • シリーズも続くと薀蓄には食傷気味になりますが、内容(設定?)は科学で面白くかった。
    捜査中にあんな長い説明しないよ普通。
    無理やりヴァンパイヤや無理やり自然発火よりも納得できる。
    おなじみあの人もいいところで出てくるw
    ゴーストハウスはわくわくした。彷徨ってみたい。

    日本でもガードレールからラジオが聞こえる怪現象、一回話題になりましたね。

  • 科学薀蓄が途中でとても眠かった(´~`)

    シリーズ的にとても気になるトコロで終わったし・・・

  • 今までがゴシックホラーっぽいのに対して、今回はオカルトっぽさと、科学的要素の解説が多くて今までと違った雰囲気。少しドキドキ感が少なかったのが残念でしたが、平賀神父が絶好調で、その暴走を抑えるロベルト神父とのちょっとしたやりとり等が、本編とは関係なく面白かったです。
    個人的にはシリーズ中一番読み応えのある内容でした。

  • シリーズ六作目にして気づいた。この本は…SFだった…のかな…?
    アインシュタインの論理やら、プラズマ、ブラックホール、電磁場…。
    よく理解できないところはざっと読み飛ばしてしまえばいいんだけど、つい必死に読んでしまうので、疲れた。
    いずれにしても、続きを読まないわけにはいかない終わり方。

  • 最初の2ページを読んだ時点で、なにやら物理っぽいと思ったが、ほんとに物理だった。いつもはカソリック関係の歴史や聖書関係の文章をうなりながら読んでいたが、今回は物理学にうなされながら読むこととなった^^;いや、いつも科学的解明を試みるから物理も出てきてはいたけれど・・・半端なかった。
    読んでいてところどころで「ガリレオ」が思い出された。歯の金属の詰め物で電波を受信してしまう話とか、物理学の天才が壁一面に数式を書き込んでいたりとか!やはり、壁に数式書くくらいじゃないと物理はわからないに違いない。あと「相棒」にでてきていたサバン症候群も出てきたので驚いた。
    全体の話は面白いと思ったが、物理学はさっぱりわからなかった。二人の神父がすごいというか、作者の知識がすごいと思ってしまった。
    気に入ったシーンとしては、やはりロベルト神父の脱出シーン。平賀神父との絆が感じられる。

  • 科学の話が今まで以上に濃く、正直説明部分は全っ然わからなかったのですが、神父組以外にも新展開が訪れ、シリーズの今後が気になる一冊でした。

  • 難しいところは流し読みだったり飛ばしたりしてるので、私にはもったいない気がしてきました。

  • 化学と物理の勉強になる。
    平賀&ロベルトの周りの人物が謎に巻き込まれてゆく~

全134件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤木稟の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×