おおかみこどもの雨と雪 (角川スニーカー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年7月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041003923
作品紹介・あらすじ
映画「おおかみこどもの雨と雪」の原作小説、イラスト満載のスニーカー文庫版です!
感想・レビュー・書評
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9784041003923 264p 2012・8・1 初版
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う~~~ん。高評価が多いけど私はそんなに面白いとは思えないなぁ。それなりのイベントは描かれているけど、それでどうしたのって感じ。何を描き、何を伝えたかったのかあまり伝わってこなかった。
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前半は楽しく読んだが、後半、散漫な感じが。
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913.6 ホ 登録番号9472
生徒リクエスト -
おおかみのお父さんと人間のお母さんから生まれたおおかみ子ども。
お母さんは、子供たちがどちらの道(オオカミとして生きるか、人間として生きるか)に進んでもいいように、あらゆる準備をし、愛情を注ぐ。
一人で決断できるようになるまではいろいろと守ってあげなきゃいけないだろうけど、自立し始めたら、そっと見守り、応援することが大切なんだなーって思った。人間のお母さんにも参考になる本では? -
おおかみこどもの雨、雪が産まれてから、独り立ちするまでの間ドキドキハラハラしました\(//∇//)\
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細田守監督による映画のノベライズ。
絵コンテを原作としてのノベライズなので、基本的には原作通りに余分な話が無く書かれています。
逆に言えば小説として色んな箇所を膨らまされているのかな?とも思っていただけにちょっとそこは残念であり、蛇足にならずホっともしました。
映画ありき、の一冊です。 -
劇場アニメでは絶賛されてるみたいだけど、小説版は正直、微妙だった。母一人でおおかみおとことの間に生まれた二人の子どもを育てる話だけど、「いくらなんでもそれは無理じゃね?」と突っ込んでしまうエピソード満載。そしてありがちすぎる設定や描写に「うーん」とうなり、おかげで感動的なはずの子別れのシーンが霞んでしまった。
いちばん違和感を感じたのは、たったの12年で子育てに区切りがついてしまった点。子育てはきれいな思い出なんかではなく、一生背負って歩く荷物みたいなものなんですが。
でも、アニメで見ると、きっと印象が変わってくるのだろう。そして作者の言いたいことがもう少し伝わって来るのではないかと少し期待する。 -
【ネタバレ?】この部分が1番印象に残ってる。
動物が考えている体系ってどんなものなんだろうか。動物しか持っていない言葉って何なんだろうか。想像したいけど想像できない。でもあるんだろうな、と思わせるここが好きです。
抜粋:「雲にも風にも雨粒にも夕日にも別の名前があった。その名前の由来は今まで雨が理解していたものとは全く別の体系で組み立てられ、全く別の意味を持っていた。その中には人間の言葉では翻訳できないような事柄もあった。ある事柄について、対応する人間の言葉がないことを雨が説明すると、先生はひどく不思議がった。それなくしてどうやって生きていくのか、と先生は言った。雨は、体中を電流が走るような衝撃を受けた。」 -
映画も見たが、原作に忠実だった。
内容も雨と雪の成長が書いてあって心温まる作品だった -
期待が大きすぎて、いまいち満足できず・・・。
映画の方がいいのかな?! -
オオカミの彼と出逢い、子供を授かり、彼は心の中で生き、母と子供の花、雪、雨は、運命を受け入れ生きていく姿が描かれます。感動は、文章だけでは伝わらず、映像と音楽で増幅されるんだろう。