さよなら私 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041004661

感想・レビュー・書評

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  • 勝手に、もっと笑いを求めて読み始めましたが、結構真面目な内容です。自分というものを俯瞰で捉えて、自分というものの存在自体に大きな意味を持たせず、淡々と生きていくことが大事なことなのではないかと私は感じました。もう一回、読んでみたいと思います。

  • 「思い返せば不安でなかった時など一日たりともない」「人は誰しも寂しい」「たまにいいことがあったら儲けもの」とこの人に言われると、そうか自分の悩みや不安などあって当然、考えるまでもないのかとちょっと気が軽くなる。これだから時々MJ読みたくなる。

  • ズバズバーっと染み込んでくる言葉たち。
    書き出して心に留める。

  • 終わりあるはじめに
    いくつになっても、生きることに慣れないのは毎日が新しいの連続だからです。
    似たような毎日に退屈を覚えることもありますが、実は微妙に違っていることに気がつかないだけなのです。

    みうらじゅんさん冒頭のメッセージ
    終わりがあることを毎日意識して生きたい

  • 欲や見栄、煩悩が翻弄して悩む私は一体何者だろうか。そもそも私は存在するのか、という哲学的観点を煩悩へと差し戻していくサイクルが心地良い。平等とは何か。それは人それぞれ違うということを認めることが平等です。と言ってのける筆者の多様性肯定に感嘆する。全ては無にかえるのだから些事に悩むな、珠玉の人生訓となる。

  • ゆるエロ本。だけど真理。
    「自分」なんてものはなくて、ないのにそれがまわりからどう思われてるか、なんて考えてしまうから悩みが生じる。
    のんきは才能。

  • 歳を取ったことによって、若い頃とあまり変わらない部分について考えるようになってくる。色々と本当にそう思うことばかり。結構、自分は変えられない。

  • そもそもはない。という呪文。
    あるとは、頭が思い込んでるだけで、本当はない。

    結局考え方だよな。それによっていくらでもどうにでもなる。これが真理?悟り?

    のんき。あくまでも自分のことも人ごとと考えている。

    若さとは?バカさ。バカさを保つことがアンチエイジング。なにやってんの?っていわれることをやってると若くいられるかも。

    かっこいいとかかっこ悪いとか、誰が判定するの?そんなことのために人生費やすのか?

    結局、悩みの原因はあるはずのない自分が他人にどう思われてるか?そこに生じる。これ真理っぽい。

    生きてても虚しいだけ、ってことになんとなく気づいてるけど、それを考えない方が愉快に過ごせそう。考えない考えない。

    自分なくし。自分というめんどくさい問題を考えなくて済む。

  • 自分無くし、いいフレーズだったなー

    悩まずに生きるためにいいこと書いてある気がするんだけど残らない、そこがみうらじゅん。

    サクッと読める

  • さくがみうらじゅん。
    悟りの境地。
    ゆるーてバカだなーと思うエピソードも多いんだけど、言ってることは納得。

著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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