てふてふ荘へようこそ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 746
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041004678

感想・レビュー・書評

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  • 幽霊ものは、割合外れなく楽しめるのがいい。この本も例外ではなく、各部屋ごとの幽霊とのからみが面白かった。

  • こんな形での同居なら悪くはないかも。つい自分なら誰がいいかなぁと考えてしまった。
    どの部屋の話も暖かくとてもよかった。

  • 乾ルカさんは全然知らなかったんですが、評価も高かったし、あらすじも何となく面白そうだったし、『てふてふ荘へようこそ』っていうタイトルが気に入ったので読んでみました。

    アパートの各部屋にはそれぞれ幽霊がいて、一緒に生活していくうちに仲良くなったり励ましてもらったり。
    そんなストーリーにほっこりしました。
    私も今アパートに一人暮らしなんですが、こんな感じなら幽霊との生活も楽しんじゃないかなって思いました。
    私が同居人を選ぶなら、たぶんさやかちゃんかな。
    年も近いし、普通に友達になれそうな気がします。
    各部屋それぞれの話も、最後の結末もよかったです。
    ちょっとさびしい気もするけど、私も頑張ろうって気になれました。

    NHKでドラマ化してたっていうのを読み終わってから知ったんですが、確かにドラマ化するのにいい小説だと思いました。
    時間があるときにでも見たいですね。

  • 2013/4/9 読了(2013-012)

  • いいなー
    でもさみしいなー
    って泣きそうになってしまったよ。

    誰かと、って思うのはさみしいからで、でもやっぱさいごさみしいのはいや、って思うのはさみしいのが嫌だからで、どんだけさみしいのが苦手なんだ。
    ってみんなか。

    ありそう、ききそうな感じもするけどでもひびいてきて、あったかくなってすき。

    大家さんの声がききたい。
    ヴィオラのような声、美声。

  • こーゆーの好き!
    2話、3話でホロリとさせられながらも、
    このパターンが6話まで続くのか?と少し不安に思いきや
    違うパターンで飽きさせない。
    ちょっとした驚きもあり、そして最後に、 ほっこり^^

    何でこの本を読もうと思ったのか キッカケは忘れちゃったけど
    不意に好みの作品に出会うと、妙に嬉しくなる。

  • アパート一室ごとのお話ひとつひとつが、胸にじわりとくる。
    例えおんぼろでも、人の暖かさを感じられる場所っていいなぁ。

  • ドラマ化されていたのと、良い評判がたくさん聞こえてきたので。
    ふむ。
    確かに良い。
    設定、長さ、人情っぷりなどトータルでバランス取れてます。
    驚いてほしいので、中身はあえて伏せさせていただきますが。

    著者さんのお名前で、読まず嫌いだたことをここにお詫び申し上げます(笑)

  • 何しろこの頃、偶然にも、死んでしまう話ばっかり読んでうんざり。
    これは死んでしまった人と生きている人のお話ではあるけど、気持ちよく読めた。いい人ばっかり出てくるからね。

  •  ハウス物?に興味を持ち、読んでみた。オムニバス形式で数種の話を1度に楽しめる、という点でよかった。設定には結構難ありとも思うも、途中からそんなことが全く気にならなくなったのもよかった。

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著者プロフィール

乾ルカ
一九七〇年北海道生まれ。二〇〇六年、「夏光」でオール讀物新人賞を受賞。一〇年『あの日にかえりたい』で直木賞候補、『メグル』で大藪春彦賞候補。映像化された『てふてふ荘へようこそ』ほか、『向かい風で飛べ!』『龍神の子どもたち』など著書多数。8作家による競作プロジェクト「螺旋」では昭和前期を担当し『コイコワレ』を執筆。近著の青春群像劇『おまえなんかに会いたくない』『水底のスピカ』が話題となる。

「2022年 『コイコワレ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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