ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

著者 :
制作 : くまおり 純 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.89
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本棚登録 : 9343
レビュー : 1038
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005613

作品紹介・あらすじ

ペンギン・ハイウェイは森見登美彦さんが小学4年生の少年を主人公にした小説です。
この作品は森見さんの記念すべき10作目となります。少年の住む郊外の町にある日突然ペンギンが現れます。この事件に近所のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知り、調べ始めることにします。ペンギン・ハイウェイはSF小説ですが、少年の好奇心がよく描かれていて児童文学としても楽しめます。

感想・レビュー・書評

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  • 切なくて愛しい気持ちになった。
    アオヤマ君は小学生らしからぬかしこさ、勤勉さの持ち主だけど、一方で子どもらしい一面もちゃんとあって素直で好奇心旺盛。彼らの探検や研究をみていると自分の子どもの頃を思い出すようだった。

    読み始めは退屈だなと思ってしまったけれど、是非最後まで読んでほしい。私は気が付いたらアオヤマ君のファンになってた。

  • また素敵な本に出会えた。
    ただ楽しいだけではなくて、ちょっと切ない感じもまた良い。
    こんな世界を小学生のときに見ることが出来たら、人生がとてつもなく短く感じるだろう。
    時間が無限にあるように感じていた小学生の頃を思いだし、ノスタルジーに浸る。
    夏休みの暑い暑い日に、扇風機の風と、蝉の声と、どこかから聞こえてくる風鈴の音を聞きながら、大汗を流して昼寝をした時に見るような夢。
    そのまま本の中に閉じ込められた。
    読後感は夏休みが終わってしまったときと同じ。

  • ウチダ君の仮説を信じるなら、お姉さんからみたお姉さんは消えてはおらず、彼女とアオヤマ君はどこかで再会できる可能性があるかもしれない。
    それでもこんなにも涙が出る。
    この物語で泣かないのはアオヤマ君だけだろう。

  • アオヤマ君がとてもとてもいい感じの男の子だった。
    読んだ後、せつなくあったかくて、「アオヤマくん愛しい…」ってなる。
    他人にも自分にもすごく誠実で、ちゃんと生きてる気がしてすごく羨ましい。アオヤマくんのような考えで生きてたらいろんなことに優しくなれると思うな。

  • 哲学よりのおっぱいの話。

    (以下抜粋)
    ○怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ(P.51)
    ○ぼくはわかっている。でもわかっていることと、安心することは、ぜんぜんちがうことなんだよ(P.286)

  • 日本SF大賞受賞作とか、ラストが素晴らしいとか、
    そんな評判に騙された私。
    ラストまで我慢して読んだけど、さっぱり面白くなかった。
    最後まで意味不明。

  • 最後までよくわからなかった

  • 小学4年生の手記として進む物語として、端々に子供らしさが可愛らしく散りばめられている。子供の頃の小さな世界だからこそ得られた万能感をくすぐったい気持ちで思い出される。

  • なんだこりゃ!?というような奇想天外な物語。まぁ、実際には絶対起こらない事なんだけれど何故か夢中になって読んでしまう不思議な物語。きっと小さい時にやっておけば良かったなぁというような冒険がいっぱい詰まっているからだろうと思う。それから、子どもの時にあんな風に関わってくれる大人が居たらすごく嬉しい。

  • 主人公の話し方とか特徴があって面白い

    ペンギンが出現する、という設定と謎が深まっていく様子に引き込まれる。

    少年少女の冒険物語

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著者プロフィール

森見登美彦(もりみ とみひこ)
1979年奈良県生まれの作家で、京都を舞台にした作品が多い。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。2018年11月に『熱帯』を刊行し、第160回直木賞、2019年本屋大賞にノミネートし、第六回高校生直木賞受賞。

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