- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041005712
感想・レビュー・書評
-
思春期ど真ん中の主人公達が織りなす、一生懸命さが愛しくなるような短編集です。
“バカ”たちが繰り広げる青春の日々。
タイトルの「金曜のバカ」は若き日の加賀まりこさん主演映画「月曜日のユカ」をもじってつけられたと解説にありました。
表紙は可愛いけど、内容に忠実だと良かったな。彼の方は学生じゃないしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めての作家さん、越谷オサム。
表紙のイラストが日常の人ので気になって手に取る。
越谷市育ちなのか。
文体がおもしろい。
出てくる登場人物は高校生や学生が多くて、思春期っぽい感じを味わえたり、青春だなーと微笑ましくなった。
読後なんだかほっこりしてポジティブになれた短編集だった。 -
面白かった。
特に金曜のバカとゴンとナナ。
変質ストーカーと女子高生の熱血格闘漫画の前者と、人間と犬それぞれの視点の、青春と恋と生と死を織り交ぜた小作になっている。
全編、カバーイラストのように、あらゐけいいち仕立てになっている。 -
愛すべきバカな高校生達。みんな真剣に頑張ってて可愛いなぁ。
一話目「金曜日のバカ」に大爆笑。
「星とミルクティー」は暗い話かと思いきや、優しくて温かいファンタジーで一番好き。 -
タイトルだけで買った。
愛すべきバカ達の短篇集でスラスラ読めた。
これは当たりだった。おもしろい -
青春とはバカなのかも。
そっちに行くか!? とのバカ話もあれば、一途に熱いバカさを抱えたものもあれば、若さ故のバカな暴走もあり、そんなバカに巻き込まれることもある。そのどれもが愛おしい。
かっこよくはないが素敵な青春バカ話。悶えて足掻いて一歩進もう。 -
不器用だけど一途なバカ達が繰り広げる青春の短編集
個人的にあまり好みの作風じゃなかったけど、
「ゴンとナナ」の話は結構好きかなぁ -
読みやすいなとは思うけど、あまり個人的には合わなかった。
-
地元が近いので、応援している作家さんです。体調崩していた時期に読んだ本なので余計に思い入れが強いかも。表題作が秀逸。表紙もかわいい。