咲くや、この花 左近の桜 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.65
  • (22)
  • (58)
  • (43)
  • (7)
  • (4)
本棚登録 : 804
感想 : 49
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007419

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 左近の桜の続編。
    今度も、夢か現かわからぬ旅へ。

  • 前作よりも酷い目にあっている桜蔵が心配になる。
    柾の言っていることが事実なのか、桜蔵が体験していることが現実なのかますますわからなくなった。

  • 左近の桜続編。ひとつ年をとり、受験生に。
    パターンは同じ。ちょっと飽きた。
    全体としての動きが欲しいところ。

    父親との関係に変化が見られ続きが気になる。

  • 前作よりも夢オチが増えたなって印象だった。あと直接的な表現が大分減った気がする。
    最後が思わせぶりな終わり方だったからすごく続きが読みたい。

  • ますます夢と現の境界が曖昧になって、より妖しさと幻想的な雰囲気が増した印象。

    堪能しました。

  • 装丁がとてもいい。
    「灰かぶり」が素敵だった、マネキンが人間になりたくて楽園に逃げるなんてロマンチックだ。
    捨てられずに済んだのかしらアダム

  • 解説の、少女漫画の少年という表現は言い得て妙だ。ぼんやりした話だったが前編も読んでみたいと思った。

  • 前作よりファンタジー(と表現は不適切な気がするが)な
    要素が強まってしまったなあ・・・。
    でも相変わらず独特の妖艶さと柔らかさで、
    不思議な世界にたゆたう感じは好き。
    この人の作品を読むと、
    日本語のもつ美しさにはっとさせられる。

  • 主人公にまとわり付くモノ達が自分勝手で強引で、読んでいて途中で嫌になってしまった。

  • 長野さん昔ながらの耽美系+最近の美しい描写につられ、ちまちまと読み進めていた1冊。ほとんどBLだが、それだけでは済まない魅力があると思う。
    出てくる植物がどれもこれも、五月雨に濡れたようにみずみずしい。出てくる人でないもの達も、吹けば飛ぶような存在にも関わらずなまめかしく、超強気。
    常に貞操()を狙われ続ける桜蔵くんですが、柾さんが護ってくれることを信じてます・・・

全49件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長野まゆみの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×