- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041007419
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
前作よりも酷い目にあっている桜蔵が心配になる。
柾の言っていることが事実なのか、桜蔵が体験していることが現実なのかますますわからなくなった。 -
左近の桜続編。ひとつ年をとり、受験生に。
パターンは同じ。ちょっと飽きた。
全体としての動きが欲しいところ。
父親との関係に変化が見られ続きが気になる。 -
前作よりも夢オチが増えたなって印象だった。あと直接的な表現が大分減った気がする。
最後が思わせぶりな終わり方だったからすごく続きが読みたい。 -
ますます夢と現の境界が曖昧になって、より妖しさと幻想的な雰囲気が増した印象。
堪能しました。 -
装丁がとてもいい。
「灰かぶり」が素敵だった、マネキンが人間になりたくて楽園に逃げるなんてロマンチックだ。
捨てられずに済んだのかしらアダム -
解説の、少女漫画の少年という表現は言い得て妙だ。ぼんやりした話だったが前編も読んでみたいと思った。
-
前作よりファンタジー(と表現は不適切な気がするが)な
要素が強まってしまったなあ・・・。
でも相変わらず独特の妖艶さと柔らかさで、
不思議な世界にたゆたう感じは好き。
この人の作品を読むと、
日本語のもつ美しさにはっとさせられる。 -
主人公にまとわり付くモノ達が自分勝手で強引で、読んでいて途中で嫌になってしまった。
-
長野さん昔ながらの耽美系+最近の美しい描写につられ、ちまちまと読み進めていた1冊。ほとんどBLだが、それだけでは済まない魅力があると思う。
出てくる植物がどれもこれも、五月雨に濡れたようにみずみずしい。出てくる人でないもの達も、吹けば飛ぶような存在にも関わらずなまめかしく、超強気。
常に貞操()を狙われ続ける桜蔵くんですが、柾さんが護ってくれることを信じてます・・・