レヴォリューションNo.0 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008317

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  • 「生物の進化は常に危険とともにある」

    「人は誰でも天からギフトを授かってる。早くそのことに気づいて使い方を覚えないと、一生泥とアザを体につけて生きてくことになるぞ」

    『舜臣が独り言のように、言った。
    「生物の進化は常に危険とともにある」
    みんなは驚いたように舜臣を見た。
    そして、あれは幻聴じゃなかったんだ、といった感じでへらへらと笑った。
    さぁ、進化の時間だ。』

    『そして、数秒後に米倉の口から発せられた言葉を聞き、僕たちはやっと気づく。
    この世界には、僕たちを再びグレイトエスケイプへと導く要素と兆候が満ち溢れていることに。
    足りないのは、それらを見つけ出す目と、聞き取る耳と、感じ取るセンスだけなのだ。
    退屈なのは、世界の責任じゃない。
    怠惰な僕たちの創り出している世界が、退屈なだけなのだ。』

    『すべてを捨て去れ。
    リセットボタンを押し続けろ。
    何度でも、ゼロに、戻れ。』

    「君たち、世界を変えてみたくはないか?」

  • 今までのゾンビーズシリーズの方が面白かった。
    これで完結かと思うと少し寂しい。
    デカい力に立ち向かうところは毎度のことながらカッコいい。

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著者プロフィール

1968年埼玉生まれ。慶應義塾大学法学部卒。1988年「レヴォリューションNo.3」で第66回小説現代」新人賞を受賞。2000年『GO』で第123回直木賞を受賞。

「2020年 『映画篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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