- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041008485
作品紹介・あらすじ
外界から孤立した「霧越邸」で続発する第二、第三の殺人…。執拗な“見立て”の意味は? 真犯人は? 動機は? すべてを包み込む“館の意志”とは? 緻密な推理と思索の果てに、驚愕の真相が待ち受ける!
感想・レビュー・書評
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自身にもっと文学・日本文化の教養があればより楽しめたのか?
北原白秋 誰?
箪笥、如雨露?等々漢字が読めず ググる
個人的に綾辻行人はミステリー要素強めが好き
館シリーズ外伝と言われてるけど読了して納得
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上巻の話がなかなか進まなかったので、下巻に入ったら一気に面白くなるだろうと楽しみにしていたけど、その期待値を越えることは最後までなかった。
ミステリーが好きなので、怪奇幻想のような非現実的なものが入ってくると冷めてしまう。
大好きな館シリーズに比べてこの本は説明が全体的に長めだったので、登場人物の性格などがわかりにくくて、ほとんど感情移入できずに、没入感が感じられなかった。
館シリーズに戻ります。 -
幻想的な舞台で繰り広げられた連続殺人事件。
語弊があるかもしれないけれど、美しい光景が展開される物語でした。
読者に「解けた!」と思わせてからの意表を突いた犯人。
特に下巻はページを繰る手がとまらない。 -
館がもつ幻想的な雰囲気、素敵だなぁ。様々な符号が偶然なのか予言なのか、、はっきりしないところもいいな。
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ある劇団が吹雪で遭難し、たどり着いた霧越邸。
当然のごとくクローズドサークルという状況になり連続殺人の幕が上がる。
最終章で劇団主催の槍中が、広間に人を集め長口上で理論的な名推理を披露する。それですべて解決かと思われたとき、
隣の部屋からピアノが鳴り第6の人物が現れ、探偵役を交代する。その推理とは?という二段落ち。
巻末解説のあとの、作者インタビューが貴重。創作秘話を赤裸々に暴露してくれているのがうれしい。 -
え、これで終わりみたいな。
きちんと落ちてるけど、うーん、新本格?でも有栖川さんのが好きだな。
話としてはよくできてるから、自分に合わないだけだな。