西の善き魔女1 セラフィールドの少女 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 663
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041008836

感想・レビュー・書評

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  • ファンタジーもいいもんだ、と手にとってみたのですが、ちょっとこれは入り込めず…なんでだろう…お姫様って…うーん。全てが浮世離れして居て、まぁそれがファンタジーなんだけど。続きは保留。荻原さんは人気の他作でリトライしてみたいです。

  • 高い人気と評価だったので期待して読んだのですが、私の求めているファンタジーではありませんでした。シリーズものだから仕方ないとはいえ、主人公にあまり目立った活躍もなかったのが残念。

    しかしあくまで私が読みたかったものではない、というだけで、本書は非常に魅力あふれる一冊だと思います。求める作品ではなかったけれど、最後まで読みたくなりました。

  • 辺境のうら寂しい天文台で育った少女、フィリエルの初めての舞踏会
    目もくらむばかりの絢爛さの中
    凛々しい貴公子との出会いから
    少女の秘められた過去が明らかになっていく——


    素晴らしいほどの王道!
    ビバ西洋ファンタジー!
    清々しいほどに自身の思惑通りの話が進み、
    それでもなお飽きずにページを繰る手が止まらないあたり、
    荻原さんの書く文章、登場人物の持つ引力が感じられた
    出て来る人たちみんな愛らしい…!

    フィリエル以上に貴公子の振る舞いにキャッキャしながら一気に読み終えた

    王道のストーリーの中に
    当然ながらオリジナルの、
    今後の展開が気になるような「世界の謎」を含ませていて
    次巻が待ちきれないので書店にダッシュしよう

  • 天文台に住む博士の娘フィリエルと、博士の助手ルーン。
    フィリエルが舞踏会に参加した夜から、幼馴染の2人の生活は一変していく。
    この世界の禁忌に触れるルーンと、隠されていたフィリエルの出生。

    翻弄されながらも流されず、迷うことはあっても自分の意思を見つめ続けるフィリエルの物語。
    ファンタジー…と思っていたけれど、SFファンタジーなのかなという展開にすごく驚いた。

  • 荻原規子のファンタジー長編小説。
    相変わらず恋愛要素が強く、どきどきはらはらしながら読み勧めることが出来る。
    ただの童話ではなく、ひねりを入れて、
    謎がのこっているのも魅力。

    この方の話は、主人公達がイロイロな出来事にかかわりながら
    少しずつ関係性が変わっていったり、
    成長や考え方が丁寧に見れるので、とても好きです。

    続きが楽しみです。

  • 新装版でもう一度。

  • 高校か中学の時に読んで、どんな話かとか正直全然覚えていなかったけど、ルーーーーーン!!って、なった(笑)彼の名前が出るたびにとてつもなく切ない気持ちになる。脳みそは忘れていても心臓が覚えていたみたい。早く続きを読もう!!

  • 高校2か3のときに初めて読んで、いつか全巻集めるんだ…と誓っていた小説。

    当時と同じようにハアアアアフィリエルかっこいい…となりつつルーンがかわいすぎて頭打ちつけた。

    もうどこをとってもルーンかわいいんだけど「フィリエルに……言わないでくれ」が一巻最高潮だった…
    あと「〜だよ」が反則だとおもう。かわいすぎる。口調柔らかいのやばい。いうこと鋭いのにしゃべり方かわいい。しゃべり方優しい少年萌え拗らせたのルーンのせいです!もー!!



    @買った

  • 主人公を応援したくなる。続きが気になる。

  • まだ序盤なのでこれからどうなるか楽しみ。
    フィリエルの伯爵家に対する態度はちょっと酷いなと思った。アデイルやユーシスは基本善意の人だと思うので、もうちょっと感謝しても良いのでは。
    伯爵のした事も止むに止まれぬ措置だったのではないかなと思うのだけどなぁ。
    荻原さんは少女の成長を書くのが上手なので、今後フィリエルがどうやって視野を広げ、成長していくのかが好きになれるかどうかの分かれ目だと思った。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原規子の作品

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