デ・コスタ家の優雅な獣5 (角川ビーンズ文庫)

  • KADOKAWA (2013年8月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041009765

作品紹介・あらすじ

ノアがデ・コスタ家を裏切った――。エミリオも爆弾事故に巻き込まれ組織は崩壊寸前!! ロザベラはノアへの思いを断ち切ろうとダリオのプロポーズを受けるが、そこには敵対組織の陰謀が渦巻いていて!?

みんなの感想まとめ

物語は、ロザベラが強く成長し、複雑な人間関係や陰謀が交錯する中での葛藤を描いています。彼女は最初の頃と比べて立派な悪女としての顔を見せつつも、まだ甘さを残している姿が魅力的です。シリーズの最終章では、...

感想・レビュー・書評

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  • 着地点がどこなのか予想出来なかったから、どうなるのかと思いながら読んだけど、うまく収まったな。
    ハッピーエンドとは言い切れないが、それでも良い終わり方だったなと個人的には思ってる。

    アレックスが死んでしまったのはショックだったが、アレックスにとってはあれはあれで良かったんじゃないのかな・・・。
    彼もきっと根本的なところはノアと同じだと思うから、復讐をし続ける人生じゃなくて、最後の最期に母親が息子だと思い出したところで逝けたのだから、復讐からも解放され、心も解放されたんじゃないだろうか色々と。
    母親がアレックスのことをちゃんと思い出して幸せに暮らすっていう展開はデ・コスタ的には合わない気がするから、この展開が世界観(?)に沿ってる気がする。

    ノアとロージーが無事にくっついて良かった!
    喜多先生の描く主人公とヒロインは、主人公がヒロインに求められることに心の底から歓喜するってのが多い気がするんだけど、それが自分にはとてもツボでもうお腹いっぱいです。
    ロージーの「ハグしてキスするよの!」には、よく言ったその通り!と思った(笑)
    ノアはいつもギリギリのところで踏みとどまるから見てるこちらとしてはとてももどかしかっただけに、最後のキスしまくるところにはニヤニヤが止まらなかった。ノアの箍の外れ具合が良かった。

    そして、廃墟で自分の心情をロージーに話すシーンが凄い好きだ。
    「自分のものにしたかった」って、その言葉が聞きたかった。知ってたよノア!こっちにはちゃんと伝わってるから!って、ノアのこれまでの不器用で分かりやすいロージーへの異性としての愛情を向けているところを度々目にする度にもどかしかったからね。
    廃墟のとこでもうくっついてしまえって思ったけど、そうはいかないのがデ・コスタだよな。
    最後の最後まで引っ張ってあんなに美味しい終わり方をするなんて・・・!
    本当にこの作品が好きで好きで堪らない。

    ダリオはイイ男になったな。
    我慢することを覚え、人の答えをちゃんと待つことができる男になった。
    ロージーのおかげでここまで変わったダリオは、本当にイイ男になった。

    エミリオは最後までエミリオだった(笑)
    ダリオのために、結局色々策を講じてるんだから。
    古株の幹部をわざと銃撃戦の中へやるなんて・・・。そうやって、邪魔者を排除することによって、ダリオが動きやすくなる。
    そういう風に、家族を守るエミリオの不器用な愛情が少し愛しくなった。
    エミリオも守り方はちょっとアレだけど、それでも彼なりに家族を守ろうと、ダリオを支えようとしてるんだよな。

    ノアとロージーの子供がどんな子なのか凄く気になるけど、それは描かれることはないのかなぁ…。

  • ロザベラが強くなって...最初の頃より今が好き。
    まだまだ甘いところが沢山なんだろうけど立派な悪女になったね...

    最後は諸問題が解決したのかしてないのか分からないところがなくもないけど無事に終わってお疲れ様でした。
    もっと読みたいという気持ちはあるけどたぶんこのくらいがちょうどいいのかな。

  • ある意味ダリオの成長録でもあったように思うのは私だけだろうか。

    最後までドキドキさせてくれたシリーズでした。
    某2人の結末はそれが最良の終わり方のように感じる。

  • 完結…!
    どうなるのか、どうまとまるのかすごく不安だったんですか、なんか納得した。
    いい終わり方だったと思います。

    ロザベラ…強くなって。デ・コスタやアリスタの男児たちを押しのけて、この人最強なんじゃね?と思いました。
    両ファミリーを罠にかけるとことか最高にカッコいい。
    ノアへの一歩を踏み出したのも彼女だし(笑)

    前巻でかなりダリオにときめいて、でも、物語の流れからダリオが振られそうな気もしてて、モヤモヤしてました。
    結果、ダリオの恋は実らなかったんですが、すごくいい男に成長してて、なぜか満足してしまいました(笑)
    彼はきっとエミリオとは違う形で家族を守っていける人です。やー、成長しましたね!

    まだまだ水面下の抗争はありそうですが、それぞれがそれぞれの幸せを摑みとっていけるだろうと思います。
    面白かった!

  • 正直面白くなかった。結局この二人の恋愛話なだけだよね。シリーズものだから続いてくうちに背景とか、周りの人たち描写とか色々あって深みが出てくるかと思ったらほとんどなく完結。この終わりを読むために5冊も読んだのかと思うと残念。この人の話はもう読まないかな。

  • シリーズをいっきに読みました。
    5巻というもっと読みたいけどなどと思わせる巻数で、けっきょくはすごくちょうどよかったのかもなあとおもいました。
    あまりにいろいろありすぎて、まさかのバッドエンド?と思いかけましたが。
    すごい、着地点だったと思います。

  • なんというか、結局惰性で最後まで読んでしまったけど、結局最後まで甘い話にも苛烈な話にもなりきれなかった感じがしてもやもやしっぱなしだった。ラストも意外ではあったけれどご都合主義で、やっぱり生ぬるい気がする。でも多分、少女小説という範疇の作品にそこまで極端になることを期待する方が悪かったのだろうなあ。それと最近血腥くてえぐい青年漫画ばかり読んでいたから、そういうものに耐性がつきすぎていて大したことがないように見えるのかもしれない。

  • 今回は本気でハラハラしっぱなしでした。先に挿絵を見てしまったせいでエミリオにまた何かあるのかと…(笑)完結してしまったさみしさもありますが、ラストシーンで本当に良かった!と思いました。

  • ほとんどの人物がいい方向に変わっていったのに、エミリオは最後までブレなかったですねw

  • 感動致しました。表紙からして、ノアを選ぶのかもしれないと踏んでおりましたが途中までハラハラして読んでました。だって、選ばれなかった方がかわいそうすぎる……でも三兄弟みんなそれなりにオチについて良かったです。ロージーの目覚ましい成長に一巻のことを思い出したりしました。かっこいいな、彼女。
    マフィアものは珍しかったですね。綺麗に最終巻でした!読んだのが遅かったのでweb限定後日談を読めなかったのが悔しいです(ToT)

  • シリーズ完結。予想通り不遇なダリオ・・・成長して男前になってきたのに。もっと男あげて、ロザベラ後悔させてやればいいよ。ロザベラはロザベラで、恐怖心と戦いつつもしたたかな女になって、やっぱ格好いい。ぐちぐち陰気なノアを幸せにしてやってほしい。エミリオが思ったよりぬるい感じに終わってしまったなぁ。ダリオかエミリオ死ぬんじゃないかと気を揉んだが。どうなることやらと思ったが、一応大団円かな。面白かった。

  • 2~4巻がなくて、急に最終巻を読むことに。
    綺麗事だけ並べた展開にならないのが良かった。みんなの成長が微笑ましい。

  • 最終巻。なんでこれを積読にしてたのか分からないくらい、2巻からは一気に全部読んじゃいました。

    ノアがデ・コスタを裏切り、エミリオは爆破に巻き込まれて重傷。ノアはいないし、残るはダリオだけっていう状況で、お祝い事としてはダリオとロージーの結婚話だったわけだけど、きな臭い話もあって、案の定ノアが戻ってきました。

    ロージーが別のファミリーを作るって決心したのは、本当に予想外で、最初の彼女だとダメだったでしょうけど、一筋縄ではいかないダリオやリカルドを手玉に取れる彼女なら、きっと大丈夫。

    あの2人がロージーをどうにかするってのは絶対にできないと思うし、彼女にお願いされちゃったりすると、策略だと分かっていながらも絶対お願い聞いちゃいそうです(^^ゞ

    アレックスの執念は恐いですけど、彼がエミリオみたいに能力無しで産まれてきてたり、能力があっても心に作用するものじゃなかったら、こんな人生じゃなかったんじゃないかなって、ちょっとかわいそうな人って思いました。

    5巻で終了ですけど、終わり方もきちっとしてて、おもしろかったです。

  • 震え、怯えていた少女が、怯えを武器に自由を勝ちとるために強くなる。
    家族を愛したいと願う気持ちも、ノアへの愛も、血をみたくないと願う気持ちも、ストリーを通じて一貫している。
    その強い意思と機転で数々のピンチを切り抜ける見事な手腕を前に周囲の男達が彼女に一目置くようになる変化は、とても素敵だった。

    ヒロインの恋と成長だけではなく、キャラ一人一人に細かな愛情がそそがれている作品でした。
    ラストまでクモさん押し。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3139.html

  • 最終巻。
    どのように治めるか注目。

    で、まぁ主人公的にはすっきりだろうが、
    デコスタ家を変えられたかというと、
    半々になってしまた感。

    大人っぽい話がうりだったのだろうけど、
    とことん出来ないのならば、最後は
    いかにも少女小説路線に変えてもらった方が良かったのでは…。

    もしくは、思い切っててっぺんまでいってほしかった。

    そして、敗因としては、能力の意味。
    ほぼなかったように思う。
    これがないから、兄'sの苦悩も葛藤も読み取りづらい。

  • すごく読み応えがある巻だったように思います。
    ロザベラ成長したなぁ……としみじみ。もう別人のようです。むしろデ・コスタに来る前の、おどおどした彼女が偽物なんじゃないかと思うくらい。
    中盤の、ダリオとリカルドとの交渉シーンはとても好きでした。ほんとに凄い。かっこいいです。
    挿し絵にあったリカルドの表情を見て、『この人もマフィアのボスなんだなぁ』と。
    それから、ダリオ……!

    彼も作中で、成長を遂げましたね。男性キャラの中ではダントツなのでは(笑)
    ストーリー上、彼の恋が敗れてしまうのは仕方のないことですが、内心一番応援していたかも知れないです。
    どうか彼にも幸せが訪れますように。
    そして、そんな弟を見守るエミリオにも、家族と心安らげる時が来ればいいなぁと思います。

    ノアは、彼なりにいろいろ悩んで、葛藤してこの結論に至ったのでしょう。一言で片付けてしまうなら『惚れてしまった方が負け』でしょうか?
    やっぱりそこに落ち着くのですよね。

    ロザベラ、これからはちゃんと愛してもらうんだよ……!

    (幸せになろう。ノアを、幸せにしよう)

    ロザベラのこの想いを読んだとき、一番彼女の成長を感じられました。
    取り扱う題材が題材だけに、『皆でハッピーエンド』というわけにはいきませんでしたが、この物語らしい最終巻だったと思います。

    喜多さんの次回作が楽しみ!

  • 話の流れ上、誰かが死ぬのは間違いないと思ってたんだけど、あの人達でしたか。最期に彼の名を思い出せたのはいいことだったのか。ただ、彼はそこで赦されたと思ったのか。その辺のことは書かれてなかったけど、彼が最期に感じたものが幸せであったなら、彼の魂も救われたのではないかと。内容が内容だっただけに、ラブには期待してませんでした。つうか、ダリオ推し!まぁ、彼も変わり、周りも変わり。きっと彼にぴったりの女性が現れるよ!ただし、兄貴も付いてきますがね(笑)
    P122のノア台詞「わからねえ 」にまたしても江戸っ子か!とつっこんでしもた(笑) 「わからない」じゃあかんのか!?

  • ノアがデ・コスタ家を裏切り、エミリオも爆弾事故に巻き込まれ組織は崩壊寸前。ロザベラはノアへの思いを断ち切ろうとダリオのプロポーズを受けるが、そこには敵対組織の陰謀が渦巻いていた。

    最終巻!
    きれいにまとまっていたのですが、アレックスの最期は残念でした。でも、それがデ・コスタっぽくていいのかもしれません。
    ノアはこれから幸せになるといいと思います!
    個人的には、エミリオのことがもっと知りたかった!

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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