幽霊弁護士・桜沢結人の事件ファイル (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041012109
作品紹介・あらすじ
“視える”弁護士・桜沢結人は、音信不通だった日向陽一から、身体が奪われ『幽霊』になってしまったと助けを求められる。「身体さがし」の代理人となった結人だが、そのせいで境界線上の怪しいモノ達に狙われ!?
感想・レビュー・書評
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最初から突拍子もなかった。
まぁ、タイトルに幽霊がついてる時点で、ミステリ色よりもオカルト色が強いのだろうな、との予測はしてた。
面白かったんだけども、何かが足らない? 読後感にあまり余韻がなかった。
事件という割りに、こう、ハラハラ感がないというか。山や谷はあれども、終始穏やかというか。
良く判らないが、面白く読めたが、何かが足りなかったように思える。
読書スピード的には、中の下というところ。
途中で飽きる所もあり。
ミステリ好きでもオカルト好きじゃない人にはお勧めしない。
本格ミステリ好きな人には、更にお勧めはしない。
ただ、主人公の設定がいわくツンデレ要素を含んでいるので、ラノベ好きにはキャラ的に面白いんじゃなかろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
真っ直ぐな気性の主人公と、おおらかな友人陽一との関係が良い感じ。
男性キャラしか出てこないので、恋愛要素は無いのですが(ちょっとBL風なのかな)楽しめました。 -
大学時代の同期生から、夜中に突如の電話。
内容は、肉体が奪われた!
夜中にこれ。
通常なら、確実に切って寝ます。
確認のためとはいえ、出向いたのがすごい。
ちょっとした(?)頼みごとだったというのに
ずるずると出てくる、あちらこちらの謎。
しかもあの世。
しかも幽霊。
あちらにも弁護士が存在する、というのも面白いですが
どう法律を使って、有利を引っ張り出すか。
何せこちらの法律もうつろですから
何が出てくるのかどきどきですw
微妙だな、と思った事件の最後。
目標に向かって頑張るだけの人生だった主人公に
使わなかった感情が、状態。
場面は変わって、ものすごく分かりやすい職場。
最後の最後にはあれ、ですし。
ちょっとその可能性を忘れてました…w -
まわりくどめのBL風味
組織ぐるみの犯行の裏が知りたくなる
若い人が活躍しているのはうれしいことだなあ -
最初はさといさんのイラスト目当てで購入しましたが、ちゃっかり結人くんに心奪われてしまいました。弁護士なのに罪深い人ですね。内容も読みやすく幽霊の弁護をすると、なんとも言えない斬新さがお気に入りです。
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主人公本人が幽霊なのかと思ったら、そうじゃなかった。霊界と関わって弁護活動するのね^^;事件の最後はちょっとショックだったな~。胸が痛い。霊になっても話が出来るって…ゾンビ化してくれるなよ~。この先も陽一登場しそうだけど、ご都合主義は勘弁。重すぎる話もやだな。コミカルと中和してね。
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二巻をちらっと見て面白そう、なら一巻からと思って購入。
ただ期待していたのとはちょっと違うなぁと。弁護士ってことで落ち着いたキャラかと勝手に思ってしまってた。
死んでるかもしれない人を生きてるように装うのを手伝ってしまうことにものすごく違和感。
最後に台無しだったこともあって二巻を読むのに躊躇してる。 -
おもしろかったが最後で台無しでした。