- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041012314
感想・レビュー・書評
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いったい何を読まされたんだろうか?……(´ェ`)ン-…
「螺旋」の続編にして 桜宮サーガの掉尾……ではあるんだけど、本書だけとりだして見ると 一小説として成り立っていないよなあ……(´ェ`)ン-…
「ケルベロス」の別バージョンでもあるんだけど、そもそもあれじたい失敗作だし……(´ェ`)ン-…
出版社もバラバラで 通し番号もついていないシリーズを何十冊も読んだ後でないと 理解できない本なんて……(´ェ`)ン-…
(自分の場合、読んだは読んだけど細かいとこはみんな忘れちゃった状態……)
それでもあえて 本書一冊を単独で見てみても、なんだかなあって感じ……(´ェ`)ン-…
第一部、落第医大生・天馬くんが美少女同級生・冷泉さんとおなじみAi(死亡時画像診断)の研究発表の準備(という体裁で 読者にその普及啓蒙)をする話 なんだけど、天馬くん いくら何でもモテすぎじゃない!?(゜o゜;
こんな理屈ばっかりこねくり回してるあんちゃん、どこがいいんだか……(´ェ`)ン-…
出てくる女 出てくる女、みんな絶世の美女ばっかだし……(´ェ`)ン-…
80年代のラブコメ青年漫画みたい……(´ェ`)ン-…
面白ければそれでもいいんだけど、これがむしろ物語の足を引っ張ってる感じ……(´ェ`)ン-…
転じて第二部、仮面の美女の復讐劇は大時代的な少女漫画 もしくは横溝御大ばりの旧家因縁ドロドロ話……(´ェ`)ン-…
これまた、面白ければそれでもいいんだけど、あまりにも嘘くさくて鼻白む……中二病?……(´ェ`)ン-…
三部・四部はなんというか、2サスの終わり10分みたい……(´ェ`)ン-…
ばたばた駆け足で(「ケルベロス」やなんかの)謎解き・裏話を叙述……あまりに急ぎ過ぎで、おそろしく雑に思える……(´ェ`)ン-…
一部から最終章まで 全体を通すと、とにかくガチャガチャな印象……(´ェ`)ン-…
新たに一冊を要するほどの「真実」が明かされたわけでもなし、「螺旋」「ケルベロ」でおしまいにしておいたほうがよかったんじゃなかろうか?……(´ェ`)ン-…
後の作品になればなるほど文章力が増していくカイドーさんだけど、それに反比例して小説としての面白みが減衰していく感……(´ェ`)ン-…
2019/02/19
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2014.12
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2014年7月