- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041013182
作品紹介・あらすじ
41歳の岡村は、息子がサッカー部を辞めた理由を知るため、地元の草サッカーチームに参加する。思うように身体は動かないが、それぞれの事情を抱える仲間と過ごすうち、岡村の中で何かが変わり始める……。
感想・レビュー・書評
-
何かを始めるという事はきっかけなんでしょうね。
この場合はサッカーでなんですね。
ほのぼのした感じがします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実際に自分でやってみると、プレイヤーの気持ちが少し感じられる。
まさに、言うは易し。 -
主人公41歳ですが、ある意味青春ものだと思います。
気持ちが良い方へ変わっていく様を見るのはとてもあたたかくなりました。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-1061.html -
辞めた理由を知りたくて。
実際にプレーしてみれば、応援の為に訪れた時とは全く違う景色が広がるのだろうな。
昔からのやり方に拘るのもいいが、変わってゆく時代についていけなければ売れるものも売れないだろうな。
-
少し話の展開がうまくいきすぎな感じもするけど、大人の青春小説として気楽に読める一冊。
-
読み初めはなんだかテンポが合わないなと感じたけど、中盤からは一気に読んだ。フレンドリーマッチの章がお気に入り。
-
小規模な出版社の編集者だった岡村は慣れない営業へ異動となり、少々ヘコタレ気味。長男陽平は中2にしてサッカー部を辞めてしまう。
ある休日、缶ビール片手に眺めていたサッカーの試合終了後に真田から誘われて草サッカーを始める。齢41、季節はゆっくりめぐり、人生もゆっくり好転して行く。劇的なことは何も無いけれど、一生懸命にやってれば良いことあるさって話し。人生いくつになっても何か始められるし、決して遅すぎることは無い。 -
何かを始めることに、遅いということはない。決断に時間がかかっても、その時がベスト。
そんな励ましをもらえるような一冊。サッカーボーイズと少しリンクしています。 -
yk
-
サッカーは大人も子供も関係ない。
好きなことをやり続けられるのは幸せ。 -
「あなたには時間を忘れるほど夢中になれるものがありますか?」
-
サッカーを辞めた息子の気持ちを知るために草サッカーを始める41才のおじさんの物語。本の後ろのあらすじの時点で興味が湧いて読みたくなりました。
仕事のこと、子供のことで悩むおじさんがふとした切っ掛けで草サッカーに嵌まって行く。サッカーの内容もしっかり描かれていてスポーツものとしてもおもしろく、また他の登場人物との関係もぐっとくる場面が多くありました。
最終的にハッピーエンドと思えるところも良かったです。
休みの日にのめり込めるものがあるから色々なことを頑張れる。仕事も趣味も頑張ろうと思える良書でした。
―学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない。(P122) -
【作品紹介】
出版社に勤める41歳の岡村は、突然の異動により、会社での居場所を失いつつあった。そんなとき、息子の陽平から中学校のサッカー部をやめると宣言される。息子の気持ちが知りたい岡村は、陽平の元コーチの真田に誘われ、草サッカーチームに参加することに。思うように身体は動かず、筋肉痛の日々。しかし、それぞれの事情を抱える仲間とボールを追ううちに、岡村の中で何かが変わり始める―。今に悩む人の背中を押してくれる、人生の再出発の物語。 -
20150531
はらたみずき氏の代表作であるサッカーボーイズシリーズは、中三でサッカー部の長男が読んでいて、いつも面白いと言っていた。
そこで、はらだみずき氏の新しい文庫本だなぁと思って書店で手に取ってみたら、今度は41歳のサラリーマンが主人公で、その子どもが中三のサッカー部という、自分自身と同じような設定にすっかりはまってしまった。
ほとんどが作者の実体験に基づいた話のようで、経験してきた事も作者によく似ていて、情景や感情が手に取るように理解出来た。
しっかりと練られた展開はありきたりのものではなく、サラリーマンとしても、親としても大人が充分に楽しめる内容で、最後まで本当に面白かった。
年とか関係無く、サッカーかフットサルかでも初めてみようかと本気で思わせられた。日々の仕事は忙しいし帰りも遅いけど週末ぐらいなら出来るかな。
はらだみずき氏には、どんどん大人向けの作品も書いて欲しい。 -
☆☆☆☆
-
出来過ぎだけど、楽しく読みました
-
これを読んでフットサルをはじめた私、46歳。
-
136