メイズ・ランナー (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
3.70
  • (11)
  • (16)
  • (15)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 173
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014257

作品紹介・あらすじ

箱の中で目覚めた少年、トーマス。記憶もさだかではなく混乱する彼だが、高い壁の向こうには迷路が作られており、夜間には恐ろしい怪物が現れる。トーマスは、仲間のため、迷路の踏破を目論むことに。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館で。
    面白くない訳ではなかったのですが、主人公がすぐに激昂することと、初期の特別扱いが結構鼻につくくというか…
    後、女の子は必要だったんだろうか?とか思いました。個人的には男しかいない中に女性一人なんて牢獄に入ってた方が安全って思うんですけど、ヒロインは強いですねぇ。

    なんだかさらに面倒な状況に追い込まれている感じなので、続きはそれほど…かなぁ。

  • この本は、記憶を失った少年トーマスが、巨大な迷路に囲まれた場所に送り込まれるところから始まるんですよ。そこには、彼と同じように記憶を失った少年たちが住んでいて、迷路の中には恐ろしい生き物が潜んでいます。トーマスは、迷路の謎を解き、そこから脱出するために、仲間たちと協力しながら、自分の過去や真実を探っていきます。でも、彼らの前には、予想もしない試練や敵が待ち受けていて、彼らの運命は思わぬ方向に動いていきます。ドキドキハラハラの冒険物語です。

    この本のテーマは、「自分の選択と責任」だと思います。トーマスは、迷路の中で、自分の行動や決断が、自分だけでなく、仲間たちや世界にも影響を与えることに気づきます。彼は、自分の記憶や正体を知ることで、自分の選択に対する責任を感じるようになります。同時に彼は、仲間たちとの信頼や友情を築くことで、自分の選択に対する支えを得るわけです。

    おすすめポイントは、「迷路の設定と展開」です。本作に登場する迷路は、毎日変化する壁や扉、危険な生き物、謎めいた記号などで構成されていて、興味津々。迷路の中で起こる出来事や発見は、スリルとサスペンスに満ちています。特に、迷路の最奥にある中央部屋や、迷路の外にある世界の真実は、衝撃的な展開でした。

    私は本書を読んで、トーマスの成長と仲間たちとの絆が印象に残りました。トーマスは、最初は不安や恐怖におびえていた少年ですが、迷路の中で、勇気や知恵、リーダーシップを発揮していきます。特に、彼が仲間たちを救うために、自ら迷路に入るシーンや、彼が仲間たちと別れるシーンは、胸を打つシーンでもありました。

    総評として、本書は、迷路の中で見つけたものと失ったものについて、問いかける作品です。私は、この本を読んで、迷路の中に入り込んだような感覚を味わうことができました。

  • 映画を先に見ておらずに、映画のイメージで文章を照らし合わせられなかったら、最初の方で挫折していただろうけど、中盤を過ぎたあたりからは、映画との設定の違いも含めて楽しめた。

    グループBは女の子中心で男の子が一人だけいるグループなのかな?続きも楽しみ。

  • 「バトル・ロワイアル」読んでた中学生の頃の自分に薦めたい。

  • 映画を見てから興味が湧いて読んでみた。当たり前だけど、映画よりも詳細な描写で読み応えがある。生き残るためにそこに留まりたいと思う者もいれば主人公のようにメイズに挑み謎を解き抜け出したいと思う者、十代の子供達それぞれが一生懸命生き抜こうとしている様子が読んでいてドキドキハラハラさせられます。

  • 映画を先に観てから読み始めたせいか、登場人物達の性格(?)や話の流れ方が結構違う事に驚いた。
    トーマスの心情が定まってないというか、気持ちがあちらこちらに揺れ動きすぎていて、読んでてちょっと疲れた、イライラしてしまった。
    キャラクター達の性格はさておき、迷路からの脱出までが映画とは違ったおかげで、同じ物語だけれど2回楽しめた気分になった。

  • 記憶を失った少年、トーマスがエレベーターでやってきた"グレード"といわれる不思議な空間。そこでは同じく記憶を失った少年達が元の世界に戻るべく奮闘していた。出口につながると思われる巨大な迷路、そこに巣食う怪物"グリーバー"、そして陰謀渦巻く"創造主"たる存在。彼らは何のためにこの空間を創り出したのか、そしてトーマス達は無事にこの空間から脱出できるのか、息つく間もない展開の連続が読む手を止めさせない一冊だった。
    一点、注意したいのがこの物語は一冊で完結しないこと。気軽に読み始めたがどうやら三冊くらい続いている模様
    (笑)。気長に読み進めたい。

  • 映画の復習になりました。もちろんこっちの方がちゃんと書き込まれてるので、なるほどって納得できました。映画もそうだったけど、最初はちょっと入り込めなかったけど、途中から面白くなる。2巻も映画でよく分からないところがあったので、読んでみたい。

  • 続きが気になるが、図書館にあるのかなぁ。

  • 映画「MazeRunner」の原作でシリーズ3部作の1巻です、2015年海外の映画公開より1年遅れて公開された映画であるにもかかわらず、2作目「スコーチトライアル(砂漠の迷宮)」は、海外の公開より1ヶ月遅れにまで間合いを詰めました!1015年の10月23日公開です。

    記憶のないまま主人公が送り込まれたのは高い壁とその向こうを迷路に囲まれた場所だった。
    同年齢の少年達と共に迷路の謎を解き、出口を探し出すコトが出来るのか!?

    ハラハラドキドキの冒険ストーリ、2巻3巻も楽しみです

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1972年アメリカ、ジョージア生まれ。プリガム・ヤング大学卒。もとは金融の分野で活躍していたが、2003年『A Door in the Woods』で作家デビュー。「The Jimmy Fincher」シリーズや「The 13th Reality」シリーズで人気作家の地位を確立した。さらに、「The Maze Runner」シリーズでベストセラー作家となる。趣味は読書、スキー、テレビと映画鑑賞。

「2018年 『メイズ・ランナー3:最期の迷宮』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジェイムズ・ダシュナーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
中村 文則
高野 和明
池井戸 潤
ピエール ルメー...
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×