- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041014271
感想・レビュー・書評
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企画ありきの小説ではあるが、面白かった。
肉を喰えば人間幸せになれる、とはかの詐欺師の言。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「豚肉」をテーマにした短編集。
すべての話に豚肉料理が出てきて、読み終わったあとは、思わず豚肉を食べたくなります!
表紙のブタの絵のなかで、各話の部位はここですよ、と示してくれているのがまたいい。
(わかりやすいし、なにより、デザインがカッコイイ!)
【メニュー】(目次)
1.豚足(沖縄の豚足入りおでん)
2.ロース(濃いめのロースカツほか)
3.バラ肉(豚バラ肉の角煮)
4.肩肉(ホルモン焼き、豚肩肉の味噌煮込み)
5.ヒレ肉(豚ヒレ肉のトマトソース煮込みピザ風)
6.もも肉(ハムサンド、生ハムサンド) -
いろんな坂木司が楽しめる
アメリカ人の王様と魚のヒレが好き -
豚肉の部位に因んだ物語が集まった短編集。うわっ飯テロ!と思うところあり、怖い話あり、ほんわかする話あり。
でもやっぱ、飯テロな小説集です。
牛肉や鶏肉だとまた違う物語集になりそう。 -
2017/02/10
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もっと肉を食え!お肉バンザイ!台頭する肉原理主義者たち。呼応するように各地で立ち上がったラード反対派や健康至上主義者の鬨の声。もはや争いは避けられるはずもなく・・・。そんなことより、表紙に描かれた部位が各短編に対応した短編集ですから、それはもう素敵な表紙でしょう。
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シュールな感じの短編集。
大好きなお肉が気持ち悪く感じるなんて私の中でこの本はないなと思った。 -
素敵な小説でした。
ゾッとしたり、ほっこりしたり、うるっときたり。
主人公が小学生でも、大学生でも、社会人でも、感情移入できるくらい細かい心理描写が上手い。
他の作品もよみたくなりました。 -
肉は豚肉。
trottdrsにはじまりhamまで。
武闘派の爪先は、はらはらしたし、ほんの一部もドキドキした。
発想がいいなあ。