潜入捜査官 警視庁都民相談室 七曲風馬 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041017753

作品紹介・あらすじ

都民の悩みに応える「都民相談室」に勤務する七曲風馬は、元劇団俳優の新米警察官。学生とその両親をターゲットにした怪しい就職活動セミナーがあると聞き、捜査のため潜入を図るが・・・・・・。

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁都民相談室に持ち掛けられたセミナー詐欺疑惑の真相に迫る物語。
    当初は詐欺として追っていたものが、殺人事件として展開していく。
    見栄のために大金をつぎ込み自尊心を守るというのはミステリーではよくある話。実際でもよくあるのかな。
    劇団員を装いアルバイトとして疑惑の会社に乗り込む話は面白かったけど、最後の解決の展開。警察と劇団員と協力した話は少し複雑で分かり辛かったかな。
    ライトに読めるかと思います。

  • 都民の些細な悩みにも応える「警視庁都民相談室」。女子大生・千沙が持ち込んできたのは、怪しい就活セミナー塾への疑惑だった。裏口就職を斡旋していると噂されるその団体へ、両親が千沙の就職のために多額の金をつぎ込もうとしているらしい。元劇団俳優で新米警察官の七曲風馬は、アルバイトスタッフとしてセミナー塾へ潜入するも、なかなか組織の実態をつかめない。そんななか、塾の代表・伊賀が行方不明になってしまうー。

  • 就職を斡旋するベスト・ファイナル・スクールの活動に疑問を持った千沙が警視庁都民相談室に来たことから、警察官がスクールに潜入して捜査をする物語だ.落選中の元国会議員 杉山紀一郎、スクール代表の伊賀博司、雑用係のような西夫妻、スクールに資金を出している大江田と胡散臭い人物が登場する.相談室は七曲風馬が囮のような形でスクールの入り込む.伊賀が失踪することで話しが展開する.最後の謎解きはやや強引な感じだった.

  • 「警視庁都民相談室」シリーズ第2作。
    都民の些細な悩みにも応える「警視庁都民相談室」。女子大生・千沙が持ち込んできたのは、怪しい就活セミナー塾への疑惑だった。裏口就職を斡旋していると噂されるその団体へ、両親が千沙の就職のために多額の金をつぎ込もうとしているらしい。元劇団俳優で新米警察官の七曲風馬は、アルバイトスタッフとしてセミナー塾へ潜入するも、なかなか組織の実態をつかめない。そんななか、塾の代表・伊賀が行方不明になってしまう―。 というのがあらすじの引用。
    ひねり過ぎ。

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著者プロフィール

京都府生まれ。1991年『動く不動産』で横溝正史賞受賞。弁護士・朝日岳之助シリーズ、刑事長シリーズ、署長刑事シリーズなど社会派警察小説の雄として一世を風靡。テレビドラマ化された作品も数多い。本シリーズも第一作から第四作まで、新刊即ドラマ化という快進撃が続いている。本書も刊行前からドラマ化の企画が進もうとしている。

「2022年 『再雇用警察官 究極の完全犯罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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