現代百物語 彼岸 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.07
  • (1)
  • (5)
  • (3)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 71
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041018033

作品紹介・あらすじ

巣箱から除く邪悪な目。絶対に語ってはいけない話。死んでいるのに気付かない男。霊を届けにくる女……。彼岸と此岸の境を失ったとき、人は人ならぬものとなって彷徨う。大好評の実話怪談、第6弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  正直この本の怪談話は記憶に残っていません。ですから本当ならこの手の本は読み終えたら直後に感想を書かないといけない気がします。 本には触れませんが、一つ。幽霊というのは本当に存在するのでしょうか? '229/13 '2311/19

  • ■ 1668.
    <読破期間>
    2016/9/16~2016/9/22

  • 鳥籠に住み着いた逃げない鳥が・・・
    っていう話が怖かった

  • 百物語・第6弾。

    今回はライトな話が多かったなぁ。

  • 友人に勧められて岩井志麻子さんのを初めて読んだ。
    一気に読むものではないのかもしれない、というのをそれとなく感じてしまい、数日かけて読破。

  • 胸に何かが積もっていくせいか、毎回一気に読めないのがこのシリーズの特徴w
    第六十話「腐る梅干し」がおもしろい。『…女は、何かをしたことのない女だの、何かがない女だの、制約や条件をいろいろ課されることが多いが、男ではあまり聞かない』に思わず頷いた。

  • 岩井志麻子の実話怪談シリーズ最新作。
    実話怪談は数多く出版されているが、岩井志麻子版の特徴は、何処か突き放したような、『これは絵空事ですよ』というスタンスだと思う。それが上手い具合に絡まっていて、不気味であったり、とてつもなくイヤ〜な感じであったり、そういう効果を生んでいる。恐怖というよりイヤな感じがすることが多いのは実話怪談ではない、小説の作風にも通じるものがある。
    一番印象に残ったのはミイラの顔について。言われてみれば、ミイラってよく見ると生前の面影があるかも……。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

岩井志麻子 (いわい・しまこ)

岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞。怪談実話集としての著書に「現代百物語」シリーズ、『忌まわ昔』など。共著に『凶鳴怪談』『凶鳴怪談 呪憶』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 死相』など。

「2023年 『実話怪談 恐の家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩井志麻子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×